前回の記事「40代からでも変わりたい!自分が変われない人の3つの特徴」では、
- 自分が変わりたいのに変われない・・・
- 本やセミナーでモチベーションを高めても、なかなか行動できない・・・
こういった人の特徴(原因・言い訳)として、3つのことを挙げました。
- 時期や状況が悪い(と言い訳をするから)
- スキルが足りない(と思い、いつまでもインプットし続けるから)
- 自分のゴールが明確ではないから
なりたい自分と現実の自分の間のギャップを埋めるのは、確かに大変です。
でも、ウンウンと堂々めぐりをしたところで、答えなど出るはずもないのです。
40代ともなると、もう人生の時間も折り返しを向えているでしょうから。
今回は、ゴールを明確にし行動につなげるために、私が作った自分棚卸しのワークシートについてご紹介します。
自分の棚卸しの目的と心構え
自分の人生を変えるためには、まず「このままじゃヤバい!」という危機感と覚悟が必要です。
これ、チョー重要です。
この心構えがないことには始まりませんからね。
このサイトにたどり着いたあなたは、すでにこの心構えができていると思います。
ここから更に、実際に行動を起こす人はかなり限られます。
行動を起こしても、一時的では意味がありませんからね。
では、行動を起こすためには何が必要でしょうか。
それは、自分がどこに向かって進むかというゴールです。
ゴールが明確でなければ、結局途中でまた「あれ?自分はこれでよかったのかな・・・」と迷走が始まることになります。
よく、こんなことが自己啓発の本に書いてあったり、セミナーの講師から言われたりしたことありませんか。
私もこれまでずーーーーーっと言われてきました。
そんな簡単に出来たら悩まないよ。。。
みたいな反応です。
「ゴールを設定しましょう」って言うのは簡単ですが、実際にやるのは結構大変なですよね。
ゴールって自分が成し遂げたいことなんですが、その答えは自分の過去の原体験にあったりします。
自分の原体験から聞こえてくる心の声、それを拾っていくことでゴールが見えてきます。
では、自分の奥底にある心の声が聞こえるようにするにはどうしたらいいのか。
それは、自分の棚卸しすることです。
つまり、自分の棚卸しをする目的は、原体験を振り返り「心の声を聞くこと」です。
ただ、「自分の棚卸しをせよ!」といきなり言われても、動けませんよね。
なので、私がやったやり方・流れを解説していきます。
自分の棚卸しをするために準備するものは?
端的に言えば、紙とえんぴつがあればできます。
私の場合は、エクセルのワークシートをを使いました。
この理由は、いくつかあります。
- あらかじめ方眼になっており整理しやすいから
- 後で加筆したり修正したりスペースを増やしたりできるから
- シートをコピーしてそこにまた書き込んでいくことで、自分の棚卸しの変遷がわかるから
- 字が小学生並み(以下に)汚いから(笑)
ということで、エクセルなどワークシートに書き込んで行くことをオススメします。
自分の棚卸しをする手順(流れ)は?
自分の棚卸しは以下の手順で進んでいきます。
- 自分の生い立ちを知る
- これまでの出来事を振り返る
- その時感じたことを書き留める
- 身につけたこと・学んだことを整理する
ワークシート(書面)に落とし込み、それを何日もかけて時間のあるときに眺めてみましょう。
それをすることで、自分の心の声を聞き、真の願望を見出すことができます。
(就活生でもないんだし)40代にもなってそんなこと・・・っと思っていたら、このままダラダラと人生を過ごしていくことになりますよ。
私も自分の棚卸しを行い、書いては人に見てもらい、コメントをもらい書き直すということを繰り返しました。
重要なことは、ワークシート(書面)に落して考えるということです。
頭の中だけだと、結局堂々巡りとなってしまいますからね。
もしそこでシートに落とし込めなければ、まだ自分の頭が整理できていない証拠です。
こちらもお読みいただくと理解が深まります。
自分棚卸しワークシートの効果は?
40代になって、自分の過去を振り返るというのは、実際になかなか大変な作業です。
でも、実際にやってみると、
- 自分自身をより理解し、
- 真の願望を認識し(ゴールの設定ができる)
- そのための課題が明確になる
- 行動が継続的にできるようになる
と、いいことずくめです。
自分の棚卸しエクセルワークシートのダウンロード(無料プレゼント)
私がオリジナルで作った棚卸しワークシートは、以下の4枚のシートから構成されています。
- 生い立ち・経歴の振り返り
- 辛かったこと
- 自分の理念を明確にする9つの質問
- 自分の強みの棚卸し
例えば、1つ目の生い立ち・経歴の振り返りシートはこんな感じです。
4つの棚卸しのエクセルシートのうち、テスト的に1つ目の生い立ち・経歴の振り返り用のワークシートをダウンロードできるようにしておきました。(無料でプレゼントします。)
自分棚卸し用エクセルワークシート(1):生い立ち・経歴振り返り
ワークシートに取り組むということは、自分への問いかけ・質問に答えていく作業です。
質問には2種類あって、その順番を間違えると迷走してしまうので、こちらの記事もお読みいただくことをおすすめします。
残りの3つのワークシートについては、またの機会にご紹介していきます。
自分を変えたい!変わりたい!と本気で考え覚悟をしているのであれば、どこに向かうのかゴールを設定する必要があります。
そのためには、自分の原体験を振り返り「心の声を聞く」という作業がどうしても必要です。
答えは、ノウハウのように人から教えてもらうものではなく、自分の中にあるのです。
例えば私の場合、自分の原動力の根底には、子どものころの体験が影響を及ぼしているんだなと気づきました。
まとめ
自分を変えたい!変わりたいと思っていても、40代ともなるとなかなか行動できないという事態があります。
「40にして迷わず」なんてことはまずありません。
そもそも自分がどうなりたいのか、というゴール設定すら定まっていないという場合が多いです。
自分のゴールを見つけるには、自分の棚卸しをして心の声を聴く事です。
自分のゴールは、ネット検索で出てくるものではないし、ある日突然向こうからやってくるものではありません。
「自分の棚卸し」が私は唯一のやり方ではないかと私は考えます。
今回は、私が行ったおすすめのやり方としてワークシートをご紹介しました。
ぜひ活用していただければと思います。
ワークシートを一通り埋めたら、他の人にみてもらってくださいね。
家族でもない、友人でも知り合いでもない第三者に見せて、客観的なコメントをもらうことも大事です。
第三者だからこそ開示できるし、相談できるってとこあると思うんですよね。
私もそうやって実践しました。
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