冷蔵庫にガタがきたので、買い替えました。
その購入の経験から、近い将来になくなる仕事・消える仕事がハッキリと見えてきたので、今回はその話をします。
冷蔵庫の買い替えを決めた理由
冷蔵庫から変な音が出る。
冷蔵室は冷えない。
その一方で、野菜室は凍るほど冷える。
そのため、食べ物がダメになってしまいます。
冷蔵庫の寿命は10-15年とか言われます。
今のは錦糸町のヨドバシカメラで購入してから12年経ったもの。
だから、せめてあと1-2年はもってほしかったですが、「さすがに限界かな」という状態でした。
ほぼ定価でも買わざるを得なくなる!
ってことで、冷蔵庫の買い替えを決断するに至りました。
冷蔵庫を選ぶ判断基準
ハッキリ言って、冷蔵庫に強いこだわりとか興味関心はありません。
家族4人分の容量があって、ちゃんと収まる寸法であれば特にこだわりもなく。
唯一妻からの絶対条件として”お達し”があったのは、
ってこと。
その条件で、よりお買い得なもの、最安値のものを調べてみることにしました。
どこで冷蔵庫を買うのか?
まずは情報収集。
家電量販店で情報収集
普段、家電量販店に行って最新のパソコンとかiPhone端末をぶらぶら見ることがあっても、最新の冷蔵庫をチェックするってことはまずありません。
ほとんど、近寄らない売り場です。
でも今回、購入が前提ですから冷蔵庫売り場に足を踏み入れました。
たくさん並ぶ冷蔵庫群。
そのうちに販売スタッフにマークされる。
今ならこんなのがおすすめですね。
高機能ですけど、値下がりしています。
とかいろいろ機能を説明してくれました。
「ふむふむ」とか
「へー」とか話を聞いているけど・・・
よく頭に入ってこない。
いくつかの冷蔵庫のドアを扉を開けてみたものの・・・違いがよーわからん。
そして頭の中は、
ってこと。
12年前に錦糸町のヨドバシで購入したときの価格は、10万円ちょっと。
確かその時はかなーり”ゴリゴリ交渉”した記憶があります。(笑)
ただ、今回の買い替えで勧められている冷蔵庫は、値引き後でも20万円をゆうに超える。
冷蔵庫はインフレになっているか。
高機能がどんどん追加されているからか。(・・・でも高機能なんて要らんよな。)
今回ばかりはどんなに交渉してもさすがに10万ってわけにはいかなそう。
ってことで、家電量販店では情報収集だけにとどめることにしました。
ネットでの情報収集
次に、ネットでの情報収集。
「冷蔵庫 おすすめ」
「冷蔵庫 最安値」
とかのキーワードでググって比較検討してみました。
私が一番わかりやすいと思うサイトは、やっぱりココですね。
だって探し方が簡単で見やすいから。
まず、カテゴリーを選び以下の項目で絞っていきます。
- 容量
- カラー(色)
- ドアの開き方
- 価格
最初は星の数ほどあると思われる冷蔵庫の機種の中で、自分にあった1種類なんて選べねーと思っていましたが、かなり絞ることができました。
これはありがたい。
候補となる機種を選んだら、次は価格です。
購入者にとってありがたいのが、
- 価格でランキングされていること
- 価格の推移が折れ線グラフで表されていること。
こんなことは、家電量販店の店頭ではまず得られない情報。
例えば、ヤマダ電器に行って
なんて無邪気にでも聞こうものなら、
って顔されるのがオチ。。
で、最終的に決めたのは小売店舗を持たないネット情報お店。
家電量販店では実物が見れるし、販売スタッフはたしかによく説明してくれました。
でも、高機能についていけない(その必要も感じない)私のような人間にとっては、ある程度の機能的価値を満たしていれば、あとは値段がいくらにできるかが気になるところです。
全く同じものを量販店によりも数万円安く購入することができました。
しかも、発売価格のほぼ半分の値段で。
家電量販店がなくなる仕事・消える仕事である4つの理由
家電量販店はなぜ消えゆく仕事なのか、それは以下の4つの理由によります。
- ネット通販が普及したから
- 直営店・ディスカウントストアが台頭してきたから
- 必要な機能はスマホに集約化されるから
- 少子高齢化が進んでいるから
理由1:ネット通販が普及したから
消費者がネットでものやサービスを購入するのは一般的になりました。
ネットでの販売は、実店舗や売り場スタッフは必要ありませんから、コスト(固定費)を抑えることができます。
そうなると、競争力のある価格設定が可能となり、消費者から選ばれることになります。
大手量販店はどうか。
大量仕入れのバイイングパワーで仕入れ値を安くはできます。
ただその一方で、コストがかさみますので販売価格に上乗せせざるを得ない。
私のような消費者は、同じものであればより安値のものを選びますから、ますますネット通販に流れるという構図です。
理由2:直営店・ディスカウントストアが台頭してきたから
メーカーはモノをつくる、量販店(小売店)が卸などから仕入れて販売する、という画一的な流通構造はなくなってきました。
今は、メーカーでも直営店を持って販売する時代です。
Apple Storeなんてその典型のケースです。
そうなると、家電量販店に足を運ぶ理由がまた一つなくなります。
また、薄利多売で安値を売りにするディスカウントストアにも、家電量販店と同じような商品が並ぶようになりました。
これれも、家電量販店で購入しなくなくなる理由なのかもしれません。
理由3:必要な機能はスマホに集約化されるから
(ビデオ)カメラも音楽プレーヤーも時計機能もみーんな、スマホひとつあれば事足ります。
ワンセグでテレビなんかも観れます。
そうすると、高額な大型家電って必要ありません。
この衝撃は、家電量販店には大きいんじゃないでしょうか。
若者世代の家電離れっていうのもあるかも。
理由4:少子高齢化が進んでいるから
少子高齢化っていう理由もありです。
こおれが進むと、大型の量販店よりもむしろ町の電気屋さんが選ばれます。
高齢者にとっては、商品の値引きよりも、
- 顔なじみの人が直接届けてくれる
- 開梱してくれる
- コードつなぐとか設定もしてくれる
- その場で使い方も教えてくれる
- 話し相手にもなってれる
みたいな小回りがきく町の電気屋さんを選ぶ理由はあるはずです。
こんなことはまず大手の家電量販店ではできませんからね。
以上であげたような理由から、家電量販店はゼロとはならずとも、徐々になくなっていく仕事、消えていく仕事になるはずだと確信しました。
それは、
- タイプライター
- ミシン販売員
- 場立人(ばたちにん) →証券取引所で売買取引を行っていた証券会社社員
- 呼売人(よびうりにん)→商品名を呼びながら食材などを売り歩く人
などの職業が無くなっていったように。
労働者思考からオーナーマインドへ
現在大手の家電量販店で働いている人だって、時代のうねり・変化に気づいているはず。
勉強熱心で家電の知識がびっくりするほど豊富な人もいます。
それでも収入は給料一本だけという人がほとんど。
なぜなのかというと、
「自分のところは大丈夫だろう」
「なんとかなるだろう」
と考えているから。
なんとかならないって。
そういう人に限って、「まさか」の瞬間が来た時にうろたえたりします。
「このままじゃやばい!」
「でも何から始めたらいいのかわからない!」
って人もいるでしょう。
私もそうでした。
って思ったんです。
私の場合は、まず自分自身に投資しして、学ぶことから始めました。
得た知識を直ぐに実践して、自分で金を稼ぐという習慣を付けました。
労働者として時間を切り売りしてお金を稼ぐ(=給料をもらう)んじゃなくて、
オーナーとしてお金を稼ぐ(=仕組みで稼ぐ)ってことを選びました。
労働者思考からオーナーマインドへ。
あの時の選択は決して間違っていなかったと、私は今強く思ってます。
キャッシュポイントが一つでいいわきゃないだろ!
初めまして、こんにちは。
私も同じ46歳のサラリーマンです。
ノビさんの生き方をしてみたく、私はキャンピングカー事業を始めようとしました。
それも最も高いバスコンというキャンピングカーです。
しかし・・・1年で維持ができなくなり、借金500万円、貯金ゼロとなりバスコンも売り払う始末・・・
いまで以上に会社の給料に依存しなくてはいけなくなりました。
そんな時、長男が大学進学で仕送り10万円・・・
46歳で今、絶望の日々です。
また会社からの評価も4月から下げられる始末で最近、メンタルになりかけています。
私も文章を書くことは好きなのでブログで何とか収入を得たいということから
サラリーマン 悩みで検索してノビさんのサイトに当たりました。
ノビさんの考えにはとても共感しました!
あまりコメントを書くことは少ないのですが、メンタルなんですかね・・・
今後ともよろしくお願いいたします。
Mizukiさん、コメントありがとうございます。
キャンピングカー事業は、
「お金を生み出すのにお金が必要なビジネス」
だったのですね。
その事業を畳んで現在大変な状況かと思いますが、
事業の失敗からの学びや気づきって大きいです。
Mizukiさんがこれから逆転していくのに
「避けて通れない試練だった」
と捉えるようにしましょう。
出来事は変えられませんが、
捉え方は変えられます。
会社からの評価が下げらる→メンタルやられる
って一番もったいない。
だって、Mizukiさんを評価するその上司自体が
「どんだけ~」って思いません?
その人だって、1人の労働者なのでは。
労働者は、長い時間をかけてはしごを登っても労働者のまま。
であれば、自力で稼いで最初からオーナーを
目指した方がいいっていうのが私の考えです。
今回こうしてメッセージをくれたことが、
Mizukiさんが反転するきっかけになればいいな
と切に思います。