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早期退職したその後は?再就職先探すよりネットビジネスがおすすめ!

東芝が経営再建の一環として「今後5年間で7千人規模の人員削減を計画」とのニュースが出ました。

最近ではNECで3千人、富士通で5千人もの配置転換(実質的なリストラ?)というニュースもありましたよね。

会社は、早期退職者(希望退職者)を募り、人員削減を図ります。

企業とすれば、退職金に多少色をつけたとしても給料を払い続ける必要がなくなり、固定費を下げられます。

社員の方は、会社に残っていても仕方ないと考え、早期退職に応じるという構図です。

辞める人たちは、その後どうなっているのでしょうか。

満足できる再就職先は見つかるものでしょうか。

今回は、

  • 運良く再就職できたとして、その会社に将来ってあるのか
  • 転職先を探すよりもネットビジネスがおすすめ

という話です。

再就職に資格は有利?とか言ってる場合じゃない!

40代50代のおっさん達の中には、「パソコン・ネットなんかで仕事ができるか~(怒)営業は足で稼ぐもんだ~(拳)
みたいに考えている人が未だにいます。

しかし実際世の中では、もの凄い勢いでネット社会が進んでいます。

そもそも転職・再就職したい、と考えている会社の存在価値自体がどうなのってこともあります。

例えば・・・

  • 出版業界
  • マスコミ
  • 百貨店(デパート)
  • 銀行・証券・保険などの金融業界

などなど

ありとあらゆる業界で、存在意義が問われているのです。

身近な例として、一冊の本を購入するまでを考えてみましょう。

これまでは、

  • 作者が書き上げた作品を
  • 編集者(出版会社に所属)が編集して
  • 印刷会社が製本して
  • 運送会社が運んで
  • 問屋をいくつか経由して
  • 本屋さんが店頭に並べて
  • そして、読者(消費者)が購入する

という流れでした。

多くの人が介在して(=間接費がかかって)いたわけです。

でも、今はどうでしょう。

書店はバンバン消えていますよね。

アマゾンとか楽天とかのお蔭で、書店で買う必要性はすっかり薄れてしまいました。

もう、極論すれば作者、キンドルなんかを利用して直接読者(消費者)に作品を届けられます。

そうなると、出版会社とか印刷会社とか問屋なんかどうなります?

商売あがったりですよね。

これまで業界大手の会社とかに所属していれば、食いっぱぐれることはありませんでした。

でも今は違います。

大企業の看板がついていても、実は既に存在価値を失っている会社はあります。

これまで利益を中抜きできたビジネスも、数年後にはなくなっている可能性は十分にあります。

20-30年前に大学を卒業して就職活動をしていた時、今日の東芝やNECなどの姿をだれが想像していたでしょうか。

仮に再就職先を見つけても、わからないのです。

「再就職・転職に資格は有利だ」という言葉に広告に踊らされて、資格取得の勉強を始めるのは、違うな~と感じる次第です。

時間をかけて資格を取って就職できたとしても、それを活かせるケースってほとんどないな、というのが私の実感です。

大手の会社でも、(むしろ、大手の会社ほど)驚くほど非効率な仕事のやり方に固執しているものです。

その理由は、どんなに非効率でもそれをその業務がなくなれば、自分の仕事がなくなるからです。

個人がネットビジネスで稼げる理由

でも、悲観ばかりする必要もありません。

資格取得にエネルギーを注ぐのであれば、ネットビジネスに取り組む方がおすすめです。

これを可能にした理由のひとつには、IT技術の発達があります。

このお蔭で、個人がネットビジネスに取り組む壁はだいぶ低くなりました。

私は当初、

ネットでお金を稼ぐとか、雲を掴むような話だな・・・」

なんて考えてました。

でも、今では私のような無名のおっさんでも、なんとかなるな・・・と実感しています。

もうひとつの理由としては、人々が求める価値観が多様化してきたから、ということが挙げられます。

大学受験生のときに、大手予備校の河合塾に通っていました。

大教室にたくさんの受験生が机を並べて、講師が行う講義を聴いていました。

講義の時間も決まっていましたよね。

それ以外の方法って少なかったと思います。

今はどうでしょう。大教室に人集めて講義なんてしてるところあるんでしょうか。

受験生は都合のいい時間に、聴きたい講義を、聴きたい部分だけ聴きたいといった要望があります。

かつては、マス(大勢)向けのサービス提供で、片付いていました。

例えば、中学受験経験ありの東大の卒業生で、講師歴20年の予備校講師は、絶対的な価値は高いと言えます。

でも、そういうタイプの人でなければ価値提供できないか、といったらそんなことはありません。

例えば、

  • かつて学校の勉強についていくのが大変だった
  • それを克服できた経験を活かして、今度は勉強な苦手な人に教えたい

みたいな人に教えてもらいたい、と考える人もいるものです。

お客さんとって相対的な価値が提供できればビジネスとして成り立つんですね。

 

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