今回は、サラリーマンとしての仕事に悩んでいるなら、まずは副業(複業)で稼ごうって話です。
今の自分の仕事や会社の先行きに不安のある人には、ぶっ刺さる内容なのでぜひご参考に。
あと、仕事辛い→でもなんだかんだで辞められない・・・とモヤモヤした時、自分を変えたい!と思った時、自己啓発の本やセミナーに頼りたくなることありませんか。
でも、自己啓発セミナーにのめり込むのは、お金や時間の無駄ですよってことも、私の失敗や経験からお話していきます。
自己啓発セミナーや本は無駄!
自己啓発セミナーや本はお金や時間の無駄です。
ここでは、最初はその気はなくてもどんどん高額なセミナーにお金を投じてしまう仕組み、そして私がとあるメンタル系セミナーに参加した驚愕の体験談をお話します。
高額の自己啓発セミナーにのめり込むカラクリ
- 自分を変えたい
- 人生を変えたい
- 本当の自分を見つけたい
- 心を癒やしたい
- トラウマを解消したい
- 自分の新たな可能性を見出したい
- 自分の殻を打ち破りたい
という欲求や理由で、多くのサラリーマンは自己啓発本を読んだり、セミナーにちょくちょく通ったりします。
トークがうまい講師の話に、
確かに!
そうそうそうそう!
それを言ってほしかった!
と次第に姿勢が前のめりになっていきます。
確かに、参加する前に感じていたモヤモヤした感情は多少晴れることになります。
でも実際はその効果はせいぜいその日限りのもので、一晩寝ればまた元の日常に戻ることがほとんど。
結局、それでは根本的な問題は解決しないんですよね。
根本的な問題が解決せず再びモヤモヤし始めると、また自己啓発セミナーにすがりたい気持ちになるというスパイラルにはまります。
その気持ちは本当によくわかります。
実際、私も累計では結構な額を費やしてきましたし・・・(汗)
こういった自己啓発のセミナーは、たいてい
- ベーシック
- アドバンス
- マスター
みたいに3段階のコースに分かれています。
ベーシックを受けて“いい気分”になると、次のアドバンスを受ければ・・・(問題が解決するかも)と考えてしまうものです。
実際に、ベーシックのセミナーの最中でも、「アドバンスに申し込むといいですよ。より深いところに入っていけますよ」っと、さも「自分を変えることができる」かのように期待をちらつかせ、言葉巧みに高額なコースに誘導していきます。
上級のコースの案内をする頃には、ベーシックの受講者は「この講師は自分のことわかってる!」という心理状態になっているので、ほとんど躊躇なく申込みをしていく、という仕組み(カラクリ)になっています。
メンタル系自己啓発セミナーで女子にハグしまくった話
かつて私がモヤモヤしていた時期に、自己啓発のセミナーに参加したときの話です。
これまで、ノウハウなど実利に結びつくセミナーは何度も受けたことがありますが、そのときはなぜか新しい趣向のセミナーを選んでみたくなりました。
いろいろなサイトを斜め読みして「まぁこれでいっか」と選んだのは、1日集中のメンタル系(癒やし系?ヒーリング系?)のセミナー。
もちろんベーシックのコースに申し込んだのですが、受講料は3万円くらいかかりました。高っ!
いや~、これが実に凄かったです・・・(汗)
別世界の体験をしたというか、・・・あとネタにできるな思いました(笑)
当日、開場に集まったのは、約30人。
そのほとんどが女性で、男性はたった3人。
詳細をほとんど読まず申し込んだので、これから一体何が起きるのかドキドキしたことを覚えています。
後でわかったことは、他の2人の男性のうち、ひとりは不登校となっている高校生で、もうひとりは☓イチで見るからにうつっぽい人でした。
セミナーは、自分の悩みを書き出したり、グループワークでシェアしたりといった具合に進んでいきます。
参加者は年頃の女子が多いせいか、恋愛に悩んでいる人が多い印象。
セミナーのクライマックスは、参加者の内数人が一人ずつ、自分の悩みを参加者全員の前で打ち明けるというセッション。
講師の心理カウンセラーがその相談者の話を聴きつつ深いところの悩みを引き出して、最終的にそのカウンセラーが選んだ音楽をかけてヒーリングしていくというもの。
相談者として何人かの女性が選ばれました。
たまたまなのか、どれも恋愛に関する悩み。
例えば、私が覚えているのは
- なんで自分にはいい縁が無いんだろう
- 自分のどこがまずいのか
- 過去に気になる男性がいた
- でもその人から言われた何気ない一言がトラウマになっている
みたいな悩みです。
そのセッションの流れはこんな感じでした。
参加者全員が円形に座る
↓
相談者が自分の悩みを打ち明ける
↓
心理カウンセラーが話を引き出す
↓
参加者も感想などを言い合う
↓
その間に心理カウンセラーが悩みによく効く(?)音楽を選曲する
↓
ひと通り終わると、相談者が立ち上がり参加者の誰かを指名する
(自身の悩みの対象という想定(設定)?)
↓
指名された人も立ち上がる
↓
音楽に合わせて、悩みの相談者が一歩一歩歩み寄り指名した者に近づく
↓
いつの間にか周りの参加者も立ち上がり集まってくる
↓
相談者は自分が指名した人をハグ!
↓
他の参加者もそれを取り囲むように円になってみんなでハグ!
相談者はもちろん、参加者もみんな感情が高ぶって涙をボロボロと流していました。
ワタシの心の中は、「えっ・・・マジでっ!?何じゃこの展開は~!(゜o゜;」みたいな驚きの連続でした。
そして、参加者の男性3人の内、既婚者子持ちが私ひとりということからなのか、次々と悩みの相談者からご指名をちょうだいしたのです。(モテ期到来!?指名料取るぞ!(笑))
ということは、相談者が曲に合わせて近づいてきて、最終的に私にハグ!というコースです。
ええ、もちろん「郷にいれば郷に従え」の精神でしっかりハグする役を務めさせていただきましたよw
感情が高ぶった参加者達の中心で、私は女子たちをハグしまくりました。(゜o゜;
もう、唖然というかお口あんぐり状態だったんですけど、「なるようになれ!」って感じでしたね。
どんな顔をすればいいのか最後までさっぱりわかりませんでしたが!ww
セミナー終了後、彼女たちはどうなったのでしょうか。
セミナー終了後に立ち話をしたうちの一人は、アドバンス(受講料10万円以上也~)に申し込むと言っていました。
いいご縁を見つけるという目的を達することはできたのでしょうか。
ハッキリとしたことはわかりませんが、なかなか厳しいかなと思います。
私にとっては”いいネタ“にはなりましたが、その対価は3万円。
ちょっと高い授業料でしたね。
仕掛ける側と仕掛けられる側
自己啓発セミナーに参加するのは、ほとんどお金と時間の無駄なんじゃないかな・・・と私は思います。
そもそも世の中には、
- 仕掛ける側(踊らせる側)
- 仕掛けられる側(踊らされる側)
の2つのタイプがいます。
自己啓発セミナーに行った時点で、仕掛けられる側、踊らされる側になっている、というに気付きましょう。
私は、仕掛ける側の人間が悪いとか言いたいのではありません。
世の中そういうもんですよって話です。
仕掛ける側は、ビジネスなんですから。
単にヒーリングしてもらいたいというニーズに応えているんですから。
本当に自分を変えたい、変わりたいと本当に思うのであれば、「仕掛ける側」「躍らせる側」に回らないといけな、って私は思います。
自分を変えたい?ならまず副業で稼げ!
会社の仕事が辛いけど辞められないとかモヤモヤしているんだったら、まずは副業(複業)やって自分で稼げるようになればいいじゃないですか。
辞められないのは、収入を会社の給料だけに頼っているからでしょ?
だったら、自分で稼げばいいじゃんって話です。
サラリーマンでも個人で稼ぐというマインドセットになるということは、自分が仕掛ける側の人間に変わるってことです。
これまでは、サラリーマンだけのマインドセットでした。
大企業のサラリーマンで、例えば花形的にみられる経営企画部にいますと言っても、各部門からあがってくる数字をエクセルでまとめ、見栄えのいいパワーポイントの資料にしてるのが関の山なんですから。
それだけで評価○。
自分でリクスもなにも取っていないのですから、経営者としての視点もへったくりもありません。
うまくいってもいかなくても、自分の給料には影響ないでしょ!
では、どんなに小さくても個人でビジネスをやるとどうなるでしょうか。
自分の裁量で決め、全部自分に跳ね返ってくるのですから、経営者の感覚が嫌でも身についてきます。
うまくいくかどうか100%確信が持てないところで、身銭を切る経験を重ねていくと、これまでサラリーマンっていかにぬるま湯に浸かっているかということに気づくでしょう。
これって、自分が仕掛ける側に回ったということであり、これまでとは違う自分に変われてきたってことでもあります。
そしてさらに自分でビジネスして複数からキャシュフローが入ってくるようになったら、これまでとは見える世界がだいぶ違ってきます。
だから、自分が変わりたいサラリーマンは、まずは副業(複業)で稼げるようになりましょうねって話です。
新橋あたりで同僚と飲んで、会社の愚痴を言ったところで、変われるはずはありませんよね。
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