あなたは会社の仕事にやりがいを感じていますか?
現実は、なかなか理想通りにはいかないもので、毎日満員電車に乗って遅くまでルーティンな仕事をこなしていたりしませんか。
そんなとき、そんなときに頭をよぎるのが、“転職”というキーワードで、「やりがいのある仕事ができる会社で働きたい!」という思考になります。
ただ私は、40を過ぎての転職で仕事にやりがいを求めるのは痛過ぎだ、と私は考えます。
そこで今回は、「やりがいのある仕事を見つけたい!」というモヤモヤ感を解消するために、押さえておくべき重要な考え方についてお伝えしていきます。
ここを理解しないと、どんなに「やりがいのある仕事」を一生懸命に探し続けるだけで年老いることになりますよ。
やりがいのある仕事って何?
「あなたにとって、やりがいのある仕事は何?」
と聞かれたら、なんて答えますか?
恐らく、こんな答えになりそうです。
- 好きな仕事
- やっていて楽しい仕事
- 特技を活かせる仕事
- スキルが身につく仕事
- 人に感謝される仕事
- 世の中の役に立つ仕事
- 明るい未来につながる仕事
- お金がたくさんもらえる仕事
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会社の仕事にやりがいがないのはなぜ?
逆に、現在の仕事にやりがいを見いだせず、辛いと感じるのはなぜなのでしょうか。
事情を探ってみると、こんな声が聞こえてきます。
- 単調な仕事に飽きてしまった
- 職場での人間関係がうまくいかなくて
- 頑張っているのに全然給料が上がらない
- 40代に入りもう先がみえてしまった
- 勤務先が遠くて通勤が大変
- 残業が多くて休みもなかなか取れない
ただ、私と同じ40代の男性は、心の中で思っていてもこんなことを会社の同僚や家族に打ち明けられないですよね。
というのも、そんなことを口にしようものなら、
- そんな小さなことで悩んでいるのか
- 考えが甘い
と思われてしまうのでではないかと危惧するからです。
特に嫁さんに言おうものなら、瞬時に一蹴されること間違いなしです。(^^)
やりがいを3つの軸で考えてみた
ここまででやりがいのある仕事は何か、逆になぜ現在の仕事にやりがいが見いだせないのか、ということについて考察しました。
でも、まだなんとなく「やりがい」というのは漠然とした言葉ですよね。
私は、やりがいを以下の3つの軸で捉えてみました。
- 報酬
- 評価
- 将来
やりがいの軸:報酬
報酬には金銭的な報酬と心の報酬の2つがある、と私は定義しました。
金銭的な報酬は文字通り、給料・お金です。
きれい事ではなく、まずは何はともあれお金です。
自己成長ができるとか社会貢献性が高いとか言って、長時間働かされた挙げ句、給料・収入がカツカツであれば、やりがいどころではありません。
自分が日常生活を送る上での衣食住が充たされるだけのお金はどうしても必要なのです。
これなしに、社会貢献とか言ってるのは寝言でしかありません。
もう一つ、報酬には「心の報酬」もあります。
心の報酬って?と思うかもしれませんね。
これは例えば、
- 自己成長
- 達成感
- 充実感/充足感
といったものです。
私は、この心の報酬を得るためには「自分が主体的に取り組んでいる(コミットしている)」ということがとても大事だと思います。
40代になって、なんとなくモヤモヤ感があるのは、きっと心の報酬がないからだと私は思います。
- 大企業で働いている
- ポジションもある
- 給料も結構もらっている
- でも、なんか楽しくない・・・
という状態です。
これって組織が大きすぎて、仕事の分業が進みすぎて、結局自分が意思決定できることがすごく限られているところからではないでしょうか。
何の変化もない毎日を過ごしているような場合だと、「オレ、このままでいいのか・・・」という感情が現れてきます。
仮に自分が仕事で「これ取り組んでみたい!やってみたい!」と思うものが見つかっても、それをやるには何個もハンコが必要・・・みたいな。
稟議を回すと、教科書的には正しいコメントが付きます。
でもそれを全部まともに聞いていたら、角が全部取れちゃって結局面白くもなんともなくなってしまうような感じでしょうか。
やりがいの軸:評価
評価は、周りから自分の取り組みを認めてもらうことです。
会社組織におけるあなたの上司などの評価者は、あなたを正しく評価していると感じているでしょうか。
自分は過小評価をされていると、感じているかもしれませんね。
あなたの本当の価値に気付いてもらえなければ、職場で高い評価は得られていないのかもしれません。
ただ、だからといって悲観的になる必要はないと思います。
その職場では当たり前のこと、評価されていないようなことが、別のところで同じことをやったら「凄い!」となることは往々にしてあります。
あなたの存在価値を認め、自己重要感を満たしてくれる人はいるものです。
職場での評価って、絶対的じゃないんですよね。
捨てる神あれば、拾う神ありです。
だから、アホ上司の評価にイチイチ凹んでいてはもったいないなと私は思います。
自分を棚卸しして、自分がやってきたこと、できること、強みを発揮できることを見出して、他で活かせる機会はないか、考えてみてはいかがでしょうか。
やりがいの軸:将来性
自分が取り組んでいることに将来性があると感じられることも大事だと思います。
自分の働きによって経験・スキルが磨かれ、自分の将来の成長につながっていくというのであれば、やりがいが出てくると思います。
逆に、仕事が単調で、仕事の成果が周りにどう生かされているのかが見えにい場合は、「このままこれを続けていいのか・・・」という将来の不安が大きくなり、モヤモヤします。
私は、40くらいからまったくのずぶの素人ながら、ネットビジネスに取り組んで収益化し、現在ではオーナーとして活動しています。
もともと、超アナログな人間です。
でも取り組んでみて気付いたことは、インターネットの世界は将来性がとてもあるということです。
そういう目線で、現在の会社を見渡してみると、なんと非効率なやり方に固執していることか・・・と実感します。
転職したらやりがいは見つかる?
最近では40代の転職も珍しくないなんて言われることもありますが、転職したら自分が求めていた仕事のやりがいは見つかるでしょうか。
私の考えは、そんなの幻想で、ないものねだりだと思います。
転職しても雇われているという事実には変わりはありません。
また、自分が所属する職場の人間関係のドロドロしていないなんて保証はどこにもないわけで・・・
そもそも、会社の仕事にやりがいを期待するのは、かなり違う気がします。
キャリア相談や転職相談で、有名なポータルサイトやエージェントは「慎重に考えましょう」とは口では言うでしょう。
でも彼らの生業は、人材を回転させることで人材を採用する企業から報酬を得ていることを考えると、本音では転職ありきで話をすすめて来ます。
企業と求職者をマッチングさせて報酬を得るのが、ビジネスモデルだということを押さえておきましょう。
複業オーナーという生き方
それを考えると、40代で会社を辞めるよりも、たとえ嫌なことがあっても現在の会社にしがみついた方が安全ではないでしょうか。
ただ、定年の時期は延びて行きそうだし、あと20年以上今の会社で我慢し続けるのもなかなか辛いですよね。
そこで、私はあなたに、いろんな意味でリスクの高い転職でもない、起業でもない別の方法を提言します。
それは、複業オーナーという生き方です。
まとめ
仕事のやりがいについて取り上げました。
まとめるとこんな感じです。
- やりがいのあるごとはどんなものか
- なぜ仕事にやりがいを感じないのか
- やりがいは報酬・評価・将来性の3つの軸で考える
- 転職でやりがいをみつかるなんて嘘っぱち
- 転職でもない、起業でもない複業オーナーがおすすめ
複業オーナーは別記事で説明ていますが、会社員の恩恵を受けながら、キャッシュポイントを複数持ちほぼノーリスクで高いリターンを追求していく生き方です。
あなたも一緒に取り組みませんか。
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