老後の資金はいくら貯められるだろうか・・・
今回は、40代から考える人生戦略について。
私の結論は、
- 老後資金は会社や年金制度に淡い期待をして、おカネを”もらう”のではなく、複業(副業)して自分でおカネを”稼ぐ”ことで備えましょう
- 始めるのはちょっとした勇気だけですよ
というものです。
このままサラリーマンを続ける3つのリスク
40代がこのままサラリーマンを続けるリスクについて考えました。
リスクは大きく3つです。
- 給料(年収)が上がらない(むしろ下がってしまう)リスク
- 失業するリスク
- 定年退職金・年金がないリスク
です。
給料(年収)が上がらないリスク
否応なしに経済のグローバル化の波に巻き込まれていきます。
- 国内市場の縮小
- 海外市場の成長見込み
- 円高
ということを背景として、日本企業は海外に向かっていきます。
逆に海外労働者の日本への流入が今後増えるとも予想できます。
働き手の能力がそれほど変わらなければ、雇い手としては、人件費が相対的に安い人を選好するのはごく自然な流れです。
電車の中でスマホゲームに興じているだけで勉強もしていないオッサンは、ますます厳しいところに追い込まれ、給料(年収)が上がる要因はない、と言ってよいでしょう。
ただ、一部のオッサンは、既存の組織の中で給料(年収)をあげられるかも・・・
それは、従来のピラミッド型の組織、社内政治に長けて上手く立ち回ることができるオッサンです。
器用な人(オッサン)にとっては、それが勝ちパターンであり、”賢い”やり方・働き方なのでしょう。
法的に危うい・モラル的にどうかな・・・と個人的に思っても、組織人に徹して物事を進められたりします。
間違っても「お言葉ですが・・・」なんてやってはいけないのです。
全ての人にその”能力”が備わっているわけではありません。
私のような不器用な人間は、それができません~(笑)
無いものねだりをしても仕方がないので、私は自分らしいロバストな生き方を模索することとしますw
失業するリスク
先日、東京ビッグサイトで開催されたAI・人工知能EXPOに足を運びました。
ビジネスにAI(人工知能)を活用するのが当たり前になる日がスグ近くまで来ていることを肌で感じました。
既存のビジネスも陳腐化しているケースが増えていますね。
例えば、銀行業。
個人的には、ほとんどオワコンだと思ってます。
まず、支店の窓口はいりません・・・よね。
ほとんどはネットで完結です。
銀行の本来の業務である融資は?
今は金利も低いですし、私なんかが借りている不動産融資も、例のスルガ銀行の件で引き締めに遭っていますよね。
仮に、融資案件を銀行の営業マンが取ってきたとして、審査はどうでしょう。
ビッグデータ・AI活用が当たり前の時代になると、人がやるよりも早く・正確になります。
っとなるとやっぱり人が余る要因になります。
時代の変化は止められません。
そうなると・・・給料と働きが見合わない高コストなオッサンから切られていきます。
早期退職の対象は、もはや45歳が当たり前の時代になってきました。
対象年齢が40歳からとかさらに若くなることはあっても、50歳とかに戻ることはなさそうです。
現実はこれです↓↓(笑)
年金・退職金がないリスク
現行の年金制度によれば、1961年4月2日以降に生まれた人(男性)は、65歳にならなければ年金がもらえないことになっています(繰上げ支給する場合を除く。女性は5年遅れ)。
一方、1941年4月1日以前に生まれた私の父親世代の人は、60歳で定年を迎えてすぐに年金を受給しています。
60歳でリタイアを目指して頑張ってきたけど、いつの間にかゴールを65歳に動かされてしまったという人も出てきています。
この5年間は「空白の期間」ですね。
政府は企業に対して
① 定年の引き上げ
② 定年の廃止
③ 継続雇用制度の導入
という制度もありますが、現実はどうなんでしょうね。
これまで勤めていた会社に再就職できたとしても、これまでのような厚遇はまず受けられません。
45歳を過ぎれば、その層の人件費は企業にとって重たい負担です。
しばらくはせめぎあいが続けられるものの、結局会社は「社員各自は自己責任で生きて」という結論を出してくるのではないでしょうか。
そもそも、現在の年金制度が維持されるでしょうか。
(借金を拡大させることを前提とした)現在の社会保険制度の維持はできなくなる、と想定していた方が自然な気がします。
- 退職金が危うい
- 年金もさらに延長される
- あるとき突然会社から放り出される
その時、必死に再就職先を探すも現実を目の当たりにするオッサンが大量に出ることが容易に想像できます。
マイホームのローンを返すために、会社と自宅を往復するだけの人生を送ってきた人にとって、これほど過酷な状況はないのではないでしょうか。
無条件に「繰り上げ返済とか借り換えとかせずに、住宅ローンはフルの35年で返せ!」とか主張している人に対して、私なんかは「おいおい、ホント大丈夫か!?」って思います。
確かに、そういう人の話は、聞きざわりがよかったりします。
まず、見込み客に対して将来の“夢”を語らせる。
↓
夢の実現のために、資金的なギャップについて認識させる。
↓
そこですかさず、(そのギャップを埋めるために)高利回り・(海外)分散投資を謳い金融商品をススメる。
預けておくだけで、何もしなくても口座におカネが貯まって行きますよ~
ってね。
こういう他人への依存度が高いものには、十分に気をつけましょうね。
もう、自分が望むとか望まないとか関係なしに、自力で稼いででも家族を養っていくことが、これからのスタンダードになって行くのではないかと考えています。
会社の給料は、唯一の収入源ではなく、あくまでもいくつかある収入源のうちの1つになるということです。
ただ、自分でビジネスをするという経験がない場合は、わからないことだらけで、ちょっと怖いですよね。
わかります。わかります。
私もそうでしたから。(*^^*)
ただこれってほんのちょっとした勇気なんですよね。
怖い怖いと思って尻込みばかりしていると、それがどんぞん増大して本当に動けなくなってしまいます。
でもちょっと意識を変えて動いてみると、意外とイケてしまうことってありませんか。
次の項では、スキーを滑るのに喩えて、こんな話をご紹介しましょう。
思い通りの人生にしたくば、あえて谷側に自らを傾けよ
その昔、スキーにハマっていた時期がありました。
やったことがある方はご存じかと思いますが、実に奥が深いスポーツですよね。
スキーのターンは、
- 右に曲がりたければ、左の板に体重を乗せる
- 左に曲がりたければ、右の板に体重を乗せる
というのが基本です。
動きたい方向と逆の板をコントロールするのですね。
斜面を滑って行くときはどうでしょう。
山の斜面を滑るとき、斜度が急になればなるほど、恐怖感を覚えて体を反らし山側に自分の体重を傾けてしまいがちです。
でも、そうするとスキーの板はコントロールはできなくなります。
加速するスピードを制御しようと、山側に体を傾ける程、自分の意に反してスピードが出てしまうのです。
(そして最後は、痛い目に遭います)
逆に、思い切って谷側に体を傾けてみるとどうでしょう。
すると不思議。
スピードを制御し、板をコントロールできるのです。
谷側に体を傾けることは、確かに怖い。
でも逆に、それが自分をコントロールし、安全に滑ることができます。
このスキーの原理、今の我々の社会に当てはめてみましょう。
「閉塞感が漂う。今は守りの時期だ」と言っては、(頭では認識しつつも)決断を先送りし、行動を起こさない。
それは一見賢い選択のように見えて、実はどんどん自分の意に反し(よからぬ)方向に向かっている、ということはないでしょうか。
体を山側に傾けたばかりに、コントロールが効かず、 意に反する方向に進んでしまうように。
あえて思い切って決断し、行動してみる。
(谷側に体を傾けてみる。)
そんな姿勢というか覚悟が必要かな、と私は思います。
老後問題に関する調査結果共有
突然の問い合わせ失礼いたします。
英語学習ひろばというサイトの管理人を行っている、ケントというものです。今回、御社の https://robust-life.jp/retirement-funds-preparation/ こちらのページを拝見し、とても良い記事だと思い、問い合わせをさせていただきました。
普段は英語に関する記事のみ発信しているのですが、弊社サイト内の”調査記事”カテゴリでは様々なジャンルの調査結果を公開しており、今回こちらのページ( https://hitononayami.com/old-age-funds-survey/ )では弊社独自に行った、老後の資産に関する調査結果を掲載しております。
主に、どのぐらいの資金が老後必要で、いくらぐらい必要な額に足りていないのかなどの調査結果を掲載しており、このような調査結果を取り入れて掲載することで、御社のページの信頼度も向上するかと思い、問い合わせさせていただきました。
引用のリンクを張っていただければ、こちらの調査結果を使用していただいて問題ありませんので、是非ご検討ください。
また、弊社では普段から英語の記事をメインで作成しており、老後問題に関する情報をあまり掲載していない事から、今回の弊社調査記事をリンク込みで紹介してくださった方の中から2サイトを、今回の調査記事( https://hitononayami.com/old-age-funds-survey/ )下部で下記のサイトを参考にしてくださいといった形で紹介させていただければと考えております。記事をご覧いただければ分かるのですが、今回の調査で、追加で1,399万円の資金が老後までに必要という結果となっており早い段階でこのような資産運用や副業を始めてはいかがでしょうか?という形や、その他にもこういった方法がありますよという形で紹介したいと考えております。
まだまだ成長中のサイトですが、ドメインパワーはAhrefsで現在38あり、月間PVは3万以上ありますので、ご迷惑をかけることはないかと思います。
ご希望の方は今回の調査記事をリンクし紹介したページURLと一緒にメールにてお返事いただけると助かります。
こちらは、4月15日で締め切り、最も良いサイト2つを今回の記事下部で紹介させていただきますので、ご検討のほどよろしくお願いします。