確定拠出年金(企業型)の3つのデメリット|元本確保信者に伝えたいこと

どうもノビです。

確定拠出年金(企業型)のデメリットは?
デメリットしかないのでは?

今回はこんな疑問について解説していきます。

確定拠出年金(企業型)には以下のような3つのデメリットがあります。

  1. 元本保証がない
  2. 60歳まで引き出しできない
  3. 退職・転職時に移換手続きが必要

私の主張は、

  • こんなのはデメリットとは言えない。
  • 元本確保の信奉者は、気づかぬうちに損することもある

ということです。

目次

確定拠出年金(企業型)の3つのデメリット

確定拠出年金には、企業型と個人型(iDeCo)があります。

個人型(iDeCo)と共通したものもありますが、企業型のデメリットについて考察します。

元本保証がない

確定拠出年金を始めるのをためらう最大の理由は、「元本が保証されていないから」ということはないでしょうか。

資産運用でどの商品を選ぶかは、自分の判断で行い、結果の責任も全て自分で取ります。

高いリターンを狙える投資信託もありますが、その分元本割れするリスクもあります。

高いリターンを狙わずに、元本割れしない商品ばかりを選ぶことができます。

元本割れしないこと確実であることが常に正しいと思う。
いや、私はそうは思いません。なぜなら、インフレになれば逆に資産価値が目減りするからです。
事例:手元の100万円の価値

例えば、今手元に100万円があるとします。

極端な話、この100万円をタンス預金しておけば10年後も変わらずに100万円です。

100万円は100万円で、表面的な元本は減っていません。

ところが、年1%でインフレが10年間続くとすると、100万円の価値は実質的には90万円ちょっとに目減りします。

100万円で買えていたモノは、インフレで110万円ほどになっているので、手持ちの100万円では購入できないことになります。

もし元本保証の金融商品(金利0.1%)で運用したら、10年後は税前で101万円ちょっとになります。

100万円預けて10年後に1万円のうんよう利息です。

これでも、値上がりした同じモノは購入できないことになります。

では、もし元本保証はありませんが年率3%のリターンが見込める投資信託に投資した場合はどうでしょう。

まず、運用がうまく行ったケース。

10年間3%で運用に勝ち続けることができたとすると、100万円は134万円(100万円✕(1+3%)^10年)に増えます。

このケースでは世の中がインフレになっても、自分の資産価値を増やすことができたことになります。

次に、運用が失敗したケース。

10年間-3%で運用に負け続けてしまったとすると、100万円は、74万円(100万円✕(1-3%)^10年)に減ってしまいます。

「世の中はインフレになっているし、自分の運用も失敗して元本割れし」となり、もう泣きっ面に鉢の状態です。

これだから、投資は怖い・・・辞めておこうとなるんですよね。

もちろん、元本割れする可能性はあるのですが、元本保証だけを気にしていると手持ちの資産価値は下がってしまうということは覚えておいてください。

じゃ、どうするんだ?

私の提案は、資産の100%を

  • 銀行預金のような元本保証の金融商品で持たない
  • 投資信託のような元本保証のないリスク資産で持たない

ということです。

どういうことかというと、例えば、

  • 80%は、元本保証の金融資産で持つけど
  • 20%は、リスク資産を持つ

といったようなことを言いたいのです。

だから、確定拠出年金は投資信託を購入するってことで、それは元本割れする可能性があるから一切検討しないってメンタルブロックすることはやめましょうってことです。

60歳まで引き出しできない

次にデメリットとして言われていることは、60歳まで引き出しできないってことです。

これに対する私の考えは、そんなもん余裕資金でやりゃいいじゃんってことです。

もし、例えば月1万円を確定拠出年金の掛け金として拠出すると生活が立ち行かなくのであれば、最初から投資なんて辞めておくべきです。

月1万円の小遣い、買い食いとかして気づいたらいつも無くなってるっていうんだったら、確定拠出年金の掛け金として積立てればいいじゃんて話です。

お金が手元にあったら使っちゃうって人にとっては、むしろメリットなんじゃないのってことです。

 

退職・転職時に移換手続きが必要

私は経験していませんが、確定拠出年金(企業型)で積立ている途中で退職や転職するとどうなるでしょうか。

確実に言えることは、移管の手続きが必要になるってことです。

確かに手続き自体は面倒くさそうな感じはするけれど、これをデメリットだからと言って、やらないのはどうなんだろう?

  • 将来転職するかもしれない(しないかもしれない)
  • そのときに確定拠出年金(企業型)を入っていたら、移管手続きが面倒だ
  • だからやらない(結論)

んー、こういう人はきっと一生お金には縁がなさそうな気がします。

アホって言っていいんじゃないでしょうか。

まとめ

確定拠出年金(企業型)の3つのデメリットについてお伝えしました。

繰り返しになりますが、もう一度まとめると以下のようになります。

  • 元本保証がない
  • 60歳まで引き出しできない
  • 退職・転職時に移換手続きが必要

元本確保信者に伝えたい。

資産を守っているつもりでも、仕掛けないと目減りもしますよって。

人生も自分でどんどん仕掛けないとですね。

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