ネットで稼ごうと取り組んでみたものの、なかなか思ったように稼げない・・・汗
記事を書いても書いてもアクセスが集まらない。。。
記事を更新するモチベーションが下がってきた。。。
せっかく一念発起してサイトを立ち上げても、この状況に陥ってしまうことは残念ながら起こりえます。
じゃあ、諦めてまた元のサラリーマン生活に戻りますか?
ちょっと待ってください。
それはあまりにももったいない話です。
今回は、なぜサイトで稼げる人と稼げない人が出てくるのか、その原因を探り、稼ぐ体質に変えていくためのことを書いていきます。
初心者がネットで稼ぐ最も手っ取り早い方法
全くの初心者がネットを使ってお金を稼ごうとしたときに、おすすめなのはアドセンスというGoogleのサービスを利用することです。
これは、
- アクセスを集めれば報酬がもらえる
- 商品を買ってもらう必要がない
- ネタは無限にある
- 集客のチカラが身に付く
という特徴・メリットがあります。
アドセンスは、
1.サイトにアクセスを集める
2.広告のクリック率を上げる
3.クリック単価の高い広告が表示されるジャンルを選ぶ
これさえできていれば、それなりに稼ぐことは可能です。
逆に、これが何もできていないと稼ぐことはできません。
今回は、アドセンスで稼げない原因とクリック単価・クリック率が高いジャンルについて詳しく解説していきます。
まずはブログ初心者にありがちな稼げない原因を確認します。
ブログで稼げない根本的な3つの原因
せっかくサイト(ブログ)を立ち上げたのに、稼げないのには原因があります。
取り組む前からこれからお話することを知っていれば、途中で心が折れて挫折するってことも少なくなるんじゃないでしょうか。
検索需要(ボリューム)がないネタを扱っている
私の経験でいうと、始めた当初、ネタ選びに失敗していました。
ネタを選んだ自分自身がどんなに「これはいい!」と思っても、大衆が興味があるのかっていう視点が欠けていると全くアクセスがきません。
どんなに内容が濃い記事であっても、検索結果で上位表示されても、アクセスを稼ぐことはできないのです。
繰り返しになりますが、アドセンスはアクセスが集まれば集まるほど稼げます。
検索ボリュームが少ないというのは、そもそも”大衆にとっての興味・関心、つまり”需要がないってことです。
自分が「好き」なこととか「得意」なことは書きやすいですし、ネタとして取り上げたくなります。
しかし、大衆が興味を持たないようなネタであれば、ネタ選定としては失敗していることになります。
でも逆に、自分が興味がなかったとしても大衆が興味があるネタであれば、記事として書く価値は十分にあります。
なぜかというと、検索ボリュームが多いですし、大衆にとっての需要があるからです。
大衆の興味が一気に集まるネタとしては、例えば、芸能ネタとか時事ネタがあります。
こう書くと、「自分は芸能人とか興味ないし・・・」って反応をする人がいます。
そりゃそうです。芸能人とかどうなったとか興味も何もないです。おっさんなんで。
でも、これはビジネスです。
他の人が「知りたい」「興味がある」ということを提供すれば、価値が出てお金を稼ぐことに繋がります。
自分の興味本位でネタを選んでいたら、それはビジネスではなく単なる趣味です。
だから、稼ぎたいのであれば、最初はたとえ興味を持てなくても「大衆が関心のあること」をネタとして選んでください。
自由を手に入れるには、まず稼ぐことです。
自分が好きなこと、関心があることから始めてはいけません。
これをやると、いつまでも迷走し続けおじいさんになってしまいますよ!
検索結果が上位表示できていない
アドセンスはサイトへのアクセス数に比例して収益(報酬)が得られるシンプルなビジネスモデルです。
式で表すとこうなります。
報酬 = アクセス数 ✕ クリック率
クリック率は、ある程度一定で自分で自由にコントロールすることはなかなか難しいです。
平均的なクリック率は1%程度で、多いと2%を超えてきます。
とすると、報酬を増やすにはアクセスを集めればよいということになります。
例えば、クリック率を1%とした場合の報酬を試算してみましょう。
- アクセス数1,000の場合、報酬は10円(1,000✕1%)
- アクセス数100,000の場合、報酬は10,000円(100,000✕1%)
じゃあ、どうすればアクセスが集められるのか。
それは単純に自分が書いた記事が、検索結果で上位表示されていればアクセスを集めやすくなります。
同じ内容の記事でも、検索結果で1ページ目にあるのと、3ページ目にあるのとでは、当然に1ページ目の方がアクセスされます。
自分自身が検索するときに、5ページ目とか10ページ目とかにある記事を読むってことはないですよね。
検索結果の1ページ目に表示させれば、必然とユーザーは訪れます。
ちなみに、検索ページの1ページ目のクリック率は以下のようになっているそうです。
1位: 21.12%
2位: 10.65%
3位: 7.57%
4位: 4.66%
5位: 3.42%
6位: 2.56%
7位: 2.69%
8位: 1.74%
9位: 1.74%
10位: 1.64%
キーワードによる検索結果で、1ページめの1番目だと、21%の割合で記事をクリックしてアクセスを集めることができます。
でも、同じ1ページでも例えば5番目だと、4%の割合しか記事をクリックしてもらえません。
だから、如何に検索結果で1ページ目に自分の記事を表示させることができるか、更に1ページ目の上位に表示させられるかが収益に直結することがわかってもらえると思います。
すぐに諦めてしまう
私と同じように何か特別な才能をもっていない人が自力で稼ぐには、稼ぐためのテクニックやスキルが必要だと考えがちです。
もちろん、これも大事なことなのですが、こういったテクニックやスキルは、ほんの一部分に過ぎません。
実は稼げない原因の多くは、テクニックやスキルが足りないというよりも、マインドセットの部分が大きいです。
せっかく取り組んでも、多くの人が途中で挫折していきます。
100人いたらだいたい95人は5千円も稼げず、途中で辞めていくとも言われます。
継続せず挫折していくプロセスはいつも同じです。
- (記事をアップしたものの)上位表示ができない
- (だから)アクセスが集まらない
- (ということは)稼げない
- (そうすると)モチベーションが落ちる
- (やがて)作業するのを辞める
この現実を知って、「じゃあ、自分はやめておこう」と捉えるか、それとも「ってことは、やり続けたらチャンスじゃん!」と捉えるかで、人生が変わってきます。
立ち上げたばかりのサイトにアクセスは集まりません。
例えて言うなら、最初はトンネルを掘っているようなものです。
でも(正しいやり方で)継続して記事を蓄積していくと、やがて(暗闇を抜け)サイトを大きく成長させることができます。
多くの人は、トンネルを抜ける途中で諦めて辞めていくのです。
もう少し続けたら一気に視界が開けてアクセスを集められるというのに。。。
これではあまりにももったいないです。
正しいやり方で、継続して取り組めば成果は出ます。
アドセンスは特別なものではなく、稼ぐ再現性があることは証明された事実です。
諦めずに取り組みましょう。
アクセスを集めて稼げるネタって何?
ネットビジネスの中で、アドセンスで稼ぐのであれば、まずはとにもかくにもアクセスを集めることです。
先ほどクリック率とか単価の高いジャンルを扱うとか書きましたが、そもそもアクセスを集めないことには始まりません。
- 需要のあるネタを取り上げる
- それをどんどん記事にして量産する
やり始めのときは、日々のアクセス数に一喜一憂することなく、淡々と記事を積上げていきましょう。
まずはスタートダッシュで100記事を目指します。
アクセスがこないのに記事を更新し続けることに不安を覚えますが、これは誰もが通るプロセスです。
これを知った上で始めるのと、知らないで始めるのとでは結果が大きく異なるんじゃないでしょうか。
ある程度、アクセスが集められるようになったら、クリック率・クリック単価にも目を向けたいところです。
選ぶネタ(ジャンル)によるクリック単価の違い
同じアクセス量を集めたとしても、ジャンルによってクリック単価は異なります。
こう書くと、「じゃあより高いジャンルに絞って取り組めばいい」と思いませんか。
ただこれは、半分正解で半分間違いです。
サイトには、ジャンルを特定しない「ごちゃまぜ型」のものと「特化型」のものがあります。
それぞれの型の特徴とクリック単価の傾向は以下のようになっています。
特徴 | クリック単価の傾向 | |
ごちゃませ型 | ジャンルが広い(ジャンルを絞らない) | 高くはない |
特化型 | ジャンルが狭い(ジャンルを絞る) | 高い |
もちろん、狙うジャンル・テーマによってクリック単価が変わってきます。
こう書くと、「それなら、”クリック単価の高い特化型”に取り組めばいいんじゃないの?」と思いがちです。
もちろんこの考え方は間違ってはいません。
ただ、あなたが狙おうとする市場は、既にライバルが多数いて、強者がひしめいている市場です。
たとえば、以下のようなジャンルのクリック単価が高いです。
- ダイエット
- 健康
- 転職
しかし、クリック単価が高いといってもこうしたジャンルの中で、初心者が立ち上げて間もないサイトが、検索結果で1ページ目の上位に表示させることができるでしょうか。
・・・現実的にかなり難しいですよね。
収益化するまでにかなり時間がかかってしまいます。
ハッキリ言って非効率ですし、収益化するまえにきっと挫折してしまうのです。
YMYLにご注意を
YMYLという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは「Your Money or Your Life」の略語で、検索の評価基準をまとめた 「検索品質評価ガイドライン」の項目の一つです。
これは、自分の記事を検索結果で上位表示させる(SEO対策)ために重要なことです。
Googleでは、金銭(Money)や生活(Life)に関するコンテンツの「質」を重要視しています。
そのため、信ぴょう性がないとGoogleで場合した場合は、記事を書いても圏外に飛ばされ、検索結果で出てこないようになります。
YMYLの具体的なコンテンツは以下の通りです。
- ショッピングや金銭の取引に関するもの
- 投資や税金、家の購入など資産運用に関するもの
- 医療、健康関連
- 政治や法律、新しい科学技術
- その他養子縁組、車の安全性など
これは、「ユーザーの利便性を最優先すること」「だますようなことをしてはいけない」という考えがGoogleの基本的な考えとしてあるからです。
かつて、医療・健康系のキュレーションサイト(特定のテーマに絞ったまとめサイト)で起きた事件がありました。
DeNAのキュレーションサイト「WELQ」が起こした事件です。
このサイトは、「肩こりの原因は守護霊」というウソ記事を載せたり、あるキーワードを狙って検索結果で記事を上位表示させるが、中身は全然関係のない転職アフィリエイトに連れていくようなインチキを行っていました。
Googleはこれを問題視して、アップデートを行いこのキュレーションサイトを圏外に飛ばしてしまったということがあります。
いくら検索需要がありクリック単価が高いといっても、気をつけなければならないことを十分に理解しておきましょう。
クリック単価が高いネタ・ジャンルは?
ちなみに、他でクリック単価が高いジャンルには例えば以下のようなものがありますので参考まで。
- お仕事
- 投資
- 借金
- 法律
- 健康
- 美容保険
- 冠婚葬祭
- 教育
これらは、サービス(商品)の値段が一定基準で高い傾向にあり、クリック単価が高いことが多いです。
当然ですがサービス(商品)の値段が高いものほど広告主は高い広告料を払ってプロモーションをするのでアドセンスのクリック単価も高くなります。
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