【失敗談】騙され30万円消失→裁判で勝つも回収0円の絶望の縁で得た3つの学び

「トルコの高級タオルを輸入して販売するビジネスをやりませんか。」

という誘いを受けたのは、変化がなくマンネリな毎日を過ごしていた頃でした。

この後、私はこの話に乗っかって大失敗をします。

今回は、恥を忍んでその失敗とそこからの学びについてシェアします。

(※ここからは、ストーリー風に書くので「だ・である調」の常体で書きます。)

痛い!信用していた相手に騙されて30万円消えたった・・・

声をかけてきたのは、
私がトルコに関連する仕事をしていた頃に知り合ったTさんだった。

「なんか、面白そう・・・」
「自分でビジネスをやれば収入に上限はない」

と私は妙にワクワクした。

今振り返れば、
その頃の私はガードが下がっていて
警戒感を持っていなかったんだろう。

その背景には、
会社の仕事で資料作成に追われる毎日があった。

時間をかけてリサーチしてデータを集めて、
そこから手間をかけ資料を作成しても、
会議の中でほとんど目を通されることもない。

それが予めわかりながらも、
取り組まなければならない作業。

その労働時間と引き換えに、
会社から給料をもらっている。

仕事をする上での自由度はないに等しい。

自分の頭で考えて
自分の意思で決めて
それを実行する

ということはなく、
ただ社内の誰かを満足させるための資料作成。

まさに、他人のための人生を生きていた頃だ。

だから私は、Tさんからの誘いに
「やります!」
と即答したのかもしれない。

このときは、
「自分の意思で決めた」
ということがなんか嬉しかった。

 

トルコは、絨毯やタオルなどの繊維産業が盛んな国。

日本には、中国産が溢れているが、
どうも「安かろう、悪かろう」感が強い。

トルコ産であれば、低価格だが品質はしっかりしている。

これは実際に私が現地を訪れて体感したことでもある。

Tさんが現地に持つネットワーでタオルを輸入する
私がそれを引き取り日本で販売する
というのが役割分担。

私が会社の仕事でトルコに行ったときは
Tさんにはお世話になったし、
日本に活動の拠点があるという安心感はあった。

ただ、タオルの買取金額が
” 30万円”と提示されて固まった。

正直言って、タオル自体に興味があるわけでもない。

たかがタオルに、そんな大金を払うなんて馬鹿げている!

とは思う。

しかも、代金は前払いの条件。

スグに支払えるような金額ではなかった。

原資になるものは・・・と考えて
ある預金口座が思い浮かんだ。

その口座は、将来子どもが生まれたときのために・・・
と結婚してからコツコツ貯めてきたものだった。

嫁に相談してから決めようか・・・とも思った。

でももし嫁に伝えたら、どんな反応をするだろう?

ギャースカと反対してくる顔しか浮かんでこない。

タオルに30万円も払えないから今回は見送るか・・・

と気持ちが揺らいだところで、
もうひとりの自分の声が聞こえてきた。

  • じゃあ、オマエはせっかくのこの儲け話を見送るのか?
  • 稼いで自分を変えたいんじゃないのか?
  • タオルを販売すれば、何十万円も儲かるんだろ?
  • そうすれば、嫁から文句を言われることはないだろ
  • むしろ感謝されるんだぞ
  • ココでチャンスを逃したら次のチャンスはやってこないぞ!
  • だったら、やるしかないじゃないか!

そんなささやきに促され、
なけなしのお金をタオルに投じる決心をした。

迷いは一切ない、と言えば嘘になる。

なぜなら、コツコツ貯めてきたお金を
銀行口座から引き出すことについて、
嫁には黙っておくことにしたからだ。

実際、ネットバンキングの振り込み手続きで、
最後の『確定』のボタンの画面には進むものの
クリックするのに躊躇した。

そんなことを何日か繰り返したが、

結局最後は、
儲けてお金を増やしたあとに伝えれば
大丈夫だろう・・・

増えればむしろ、
サプライズで喜ばれるハズだ!

と、なんとも身勝手な言い訳で
自分を納得させて確定ボタンを押した。

受取りは1か月後。

ネットバンキングで振込みの確定ボタンを押した直後は、
悪いことが起きるシナリオなど全く描いていなかった。

「いいタオルなんだから、売れるはず」

と何の根拠も持たず、完全に浮かれていたのだ。

だが、このハイな気分から一気に突き落とされたのは、
受取り予定の1か月を過ぎたあたりから。

肝心なタオルが届かない。

Tさんに連絡を取るも
のらりくらりとした回答。

更に1ヶ月過ぎ、2ヶ月が過ぎ、
その頃になるとTさんへ不信感を抱くようになっていた。

嫁に内緒で使ってしまった、
なけなしの30万円。

将来のためにと
コツコツと貯めていた虎の子だ。

嫁になんて説明しよう・・・

「お金を払ったど、タオルは届かなかった」
なんて言い訳が通じるわけがない。

もちろん、この件に関して、
私は嫁に何も伝えてない。

だから、嫁は何も知らない・・・はず。

でも、自分にやましい気持ちがあるから
嫁は既に気付いているんじゃないか
と気がかりだった。

まともに顔を見て話すことができず視線が泳ぐ。

どうしよう・・・

迷った挙げ句、行き着いた答えは
取引をキャンセルすることだった。

儲けがなくとも30万円が戻ってくれば
とりあえず無傷で済む。

そうだ、そうしよう。

”タオルの件は、キャンセルします。
支払った30万円は返してください。”

電話がつながらなくなっていたTさんに
私はメールで切り出した。

返信を待った。

Tさんの良心に一縷の望みをかけた。

返信がきたらスグに確認できるように
一日中スマホを握りしめていた。

メールの更新ボタンを
何度押したかわからない。

スマホのバッテリーは
ものすごい勢いで減っていった。

それでも結局、
返信はこなかった。

期待した分だけ
余計に凹んだ。

そしてその凹みから
ふつふつと怒りが湧いてきた。

確実に言えることは、
私にとって支払った30万円は大金で、
決して「まいっか」で済まされる金額ではないということ。

信用していた人が
私のなけなしの30万円を持ってトンズラし、
高笑いしている顔が浮かぶ。

もう、「裏切られた」感で一杯だった。

悔しさで身震いする。

泣き寝入りなんて冗談じゃない!

正義は勝つ!は本当か?

 

こうなったら、
裁判で白黒つけてやろーじゃねーか!
と頭に血が上った。

裁判の経験も知識も全然ないくせに・・・

もちろん弁護士を雇う余裕などあるはずがない。

だから、ゼロから自分で調べて訴えを起こしたのだが、
かなりハードルが高かった。

・裁判用語の意味はチンプンカンプン
・謄本などの必要書類を揃えるのも一苦労
・訴状などの書類は基本手書きで気持ちが凹む

こんな感じで、心が折れそうになったが、
「絶対取り返してやる」と気持ちを奮い立たせ
訴訟手続を終える。

後日、帰宅すると嫁が裁判所から届いた封筒を
手にしていた。

「何これ?」
「なんで裁判所から書類が来てるの?」

あー、もう隠しきれない・・・

私は腹をくくって嫁に全てを打ち明けた。

「・・・ふーん、そうなんだ。」
と嫁。

目が全然笑っていない。

「自分がやらかしたんだから、
自分でオトシマエつけてこいよ!」

とひと言。

もっとギャースカ言われるかと思ったけど
意外とあっさり。

が、いつもより口数が少ないのが
むしろ不気味だった。

余計にカネを取り戻すプレッシャーがかかる。

 

裁判(審理)の当日を迎えた。

日比谷公園を通り抜け、
霞が関の東京地裁に到着。

予定時間の1時間前。

人生初の司法の場。

これまで経験したことのない喉の乾きを覚える

水分を補給する

腹がグルグル鳴り出す

トイレに駆け込む

極度の緊張からこのループを5-6回は繰り返した。

ドアを開けて入室したところには、
大きめの丸いテーブルがあり、
既に2人の裁判官が座っていた。

テレビドラマで見るような法廷を
イメージしていたので私はちょっと拍子抜けした。

Tさんの姿はまだない。

前回会ったときは友好的に別れたのに、
今回は司法の場で、
「原告」と「被告」という立場で対峙することになる。

なんだかとても変な気分。

あのドアからTさんが入ってきたとき、
オレはどんな顔をすればいいというのだ・・・

そう考えると、再び喉がカラカラになった。

しかし、審理の時間になってもTさん(被告)は現れない。

原告(私)のみで審理(裁判)は進んだ。

結局、被告(Tさん)がドアを開けて入ってくることはなかった。

審理は想定外にあっさりと終了して拍子抜けしたが、
疲労感がひどかった。

昼過ぎに家にたどり着いてから
そのままベッドに倒れ込み
次の日の朝を迎えた。

 

後日、判決の書類が裁判所から届く。

被告(Tさん)は、原告(私)に
30万円と裁判に要した一切の費用を支払え

全面的に私の主張が認められた。

そりゃそーだ!
どうだぁ~!
正義は絶対に勝つんだ!

とドヤ顔で叫ぶ。

が、このあと自分の甘さに気づく。

裁判で勝つことと、
実際にカネを取り戻せるかどうかは
全く別の話なのだ。

判決を受けてTさんがすんなりと払ってくれれば
なんのことはない。

それで解決。

しかし、実際のTさんは、
返金には応じることはなく
ダンマリを決め込んでいた。

そこで私は強制執行に踏み切ることにした。

つまり、判決文を持って裁判所の権限で、
相手の銀行口座を差し押さえるのだ。

ただこれにも、メンドクサイ手続きが必要だった。

もちろん、何の経験も知識もない。

裁判を起こしたときと同じように、
費用・時間・労力がかかった。

夜中に一人でカタカタ作業していると、ふと
「あれ、オレ今なにやってるんだっけ?」
と自分を見失いかける。

取り返せる保証は何もないが、
何もしなければ取り返せることは絶対にない。

あ~、もー嫌だ~

と投げ出しかけたが、
なんとか手続きを済ます。

数日後、裁判所を経由して銀行から、
口座差し押さえの通知が届いていた。

私ははやる気持ちを抑えきれずに、
ビリビリと無造作に封筒を手で破く。

差し押さえた金額が
目に飛び込んできた。

・・・え!?

 

・・・マジっ!?

 

・・・ウソだろ!?

 

全身からチカラが一気に抜けていった。

 

なんだよ10円って・・・

 

差し押さえたTさんの銀行口座には、
10円しか残高がなかったのだ。

これでは差し押さえにかかる費用の方が
かかってしまう。

もうこれ以上、30万円を取り返す
手立ても気力も残っていなかった。

 

・・・負けた。

 

私は天を仰いだ。

これが、裁判で勝っても、
現実には完敗が確定した瞬間だった。

失敗から学んだ3つの教訓

はい、ココまででいかがだったでしょうか。

とってもみっともなくて、
我ながら恥ずかしく、
隠しておきたい過去ですが、
この失敗から学んだことが3つあります。

親しいからといって信用できるわけではない

私はTさんになけなしのお金を騙し取られました。

ここから私は、世の中にはすごく身近で親しい関係にある人でも騙してくるヤツがいる、ということを学びました。

・付き合いが長い
・何度も会ったこともあるし、顔もよく知っている

だから信用できるのか、というとそうでもありません。

中には、平気で人を騙したり、裏切ったりする人もいます。

でもその一方で最近は、面識がなく文章のやりとりだけでも信用に値するなと思える人もの世の中にはいる、ということにも気づいてきました。

親しくペラペラしゃべって近寄ってくるやつの方がむしろ怪しかったりしますよね。

 

全ての責任は自分にある

会社であれば、何かしらのプロジェクトがうまく行かなくても、
毎月キチンと給料が銀行口座に振り込まれます。

「サラリーマンが気楽な稼業だ」と言われるゆえんは、
こういうところにあります。

一方、ビジネスをやるということは、
自分で決めて取り組んだことの全責任を取ることを意味します。

私の場合は、タオルのビジネスをやると決めて、
結果的に30万円と裁判費用等を失いました。

その責任を全て自分で取ったわけです。

もしこれが脱サラして、フリーランスになったら死活問題です。

でも、私の場合は複業として取り組んでいますから、
自分のビジネスがうまく行かないとしても、
会社からは給料という名の安定したキャッシュフローがあります。

だからこそ、サラリーマンはリスクが取れるわけです。

時間ではなくて成果で報酬を得る

サラリーマンは、主に労働時間に対して報酬を得ます。

どんなにくだらない会議に出てても、
無駄な出張とか行っても、
そのことに対して給料が支払われます。

しかし、自分でビジネスをやるということは、
労働時間は報酬と比例しません。

どんなに時間をかけて準備しても、
販売して入金しなければ収入は得られません。

もちろん、夜遅くまで残業しても
残業代など出るはずもなく。

こういったことは、うまくいかないケース。

でも、その逆にうまくいくケースもあります。

そしたら、収入は理論的に上限がなくなります。

ポンっと高額な報酬が入ってきます。

これこそが、サラリーマンであってもビジネスをやる醍醐味だと言えるでしょう。

まとめ

ということで、私はトルコの高級タオルの輸入販売のビジネスをやろうとして、痛い目に遭いました。

でも、今ではこの失敗があったお陰で、気づきを得ることができました。

そしてそこから、私は複業オーナーとして、収入源を増やしていってます。

人生かなり変わりましたね。

何が変わったって、行動できるようになったことですね。

あのとき新しい世界に飛び込んでいなければ、将来を悲観するだけで、何の行動も起こせない人間になっていたと思います。

会社と家を往復するだけのサラリーマン生活。

失敗しないことを極度に恐れ、リスクを全て洗い出して対策を立てるまで、先に進めない人生。

結局、一生なーんにもしないつまらない人間になっていたと思う。

そんなこと考えると、ぞっとします。

あそこで失敗しておいてよかった!

 

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