日本の大企業はつくづくオワコンだなぁ・・・と私は感じます。
なぜなら、組織が大きいために機動的に動けず、もっともらしい理屈をこねくり回して、結局リスクを回避することばかりだからです。
世の中が変化するスピードは加速していて、足元では従来のビジネスが陳腐化してきています。
でも、「とりあえず、昨日と同じことをすれば間違いはない」と判断しがちなんですよね。
もちろん、「新しいことを・・・」という取り組みは一部にあります。
でも形式的・体裁的なところにこだわり過ぎて、全然前に進んでいる気がしません。
「お、それ面白そうじゃん、試しにやってみっか!」みたいなことはできるはずもなく、会議のための会議、報告のための報告のオンパレード。
「これじゃあね。。オワコンだわなw」って思います(笑)
一流大学を卒業して東証一部上場会社に入ったから人生勝ち組なのかと言ったらそんなこともなく、45歳になればリストラ対象になるこのご時世。
大手保険会社(損保ジャパン日本興亜)が4,000人もの社員を削減する、というニュースもありましたね。
実は私、新卒で一部上場の損害保険会社に就職しました・・・
が、数年働いて辞めました。
「このままこの会社にいたら、自分は茹でガエルになる!」と思って飛び出しちゃったんです。
今回は、私と同じ40代以降の方に向けて、「リストラの不安を複業(副業)で稼ぐ力に変えていきましょうよ」って話をしていきます。
もう、それっきゃないでしょ!
私もあなたと同じ40代の子育て世代で、住宅ローンも抱えています。
でも私の場合、不思議とこの先なんとかなるかな・・・って思います。
なぜそう思うのかというと、自分で稼ぐ力を身に付けてキャッシュポイントを複数持てるようになったからなんですよ。
配置転換はパワハラ?会社と社員の本音は?
損害保険ジャパン日本興亜は、従業員数を2017年度比で4,000人程度減らすとのこと。
これは、2万6千人いる従業員の約15%に相当。
会社や私のかつての同僚はどのような捉え方をしているのでしょうか。
会社側の本音は?
会社の本音はこんなところでしょう。
でも、正社員の解雇には強い規制がある。
であれば、買収した介護事業に余剰人員を配置転換してしまおう。
介護業界は、重労働かつ給料が低く人手不足が常態化しているからちょどいい。
もし、配置転換の辞令を出して拒否する社員は辞めてもらえばいい。
この場合は自己都合退職になるから、早期退職の割増金は払わなくて済むしね。
そうだ、そうしよう!
恐らく対象となっているのは、40代50代の社員なんじゃないでしょうか・・・
社員の本音は?
一方、これまで営業やら損害査定の第一線でやってきた社員はどんなふうに捉えているでしょうか。
私なりに想像してみました。
介護事業の会社に配置転換なんて冗談じゃない!パワハラだ!
年収が250万円も下がるし到底受け入れられない!
「嫌なら辞めろ」ってメッセージだな。
でも辞令がでた以上、自分には他に選択肢がない・・・
会社の外で通用スキルなんて今更ないし(汗)
住宅ローンも残っているし、子供は中高一貫の私立に通っているから教育費も高い
配置転換なんて嫌だけど、高い会社の給料1本だけが収入源だったから、それを失う恐怖が勝って結局は受入れざるを得ないってところですね。
日本の大企業がオワコンだと感じた私の例
損保ジャパン日本興亜といえば東証一部上場会社で、業界上位に位置する保険会社です。
かつて私が業界にいた頃は、ボーナスが3回出ていましたからね。
社会人になりたての若造に、1回のボーナスで100万くらいポンッ!っと出ていたと記憶しています。
ただ、深夜残業、休日出勤での長時間労働は当たり前でしたから、時給換算ではコンビニバイト並だったかな。
入社して半年後に配属されたのは、本部のある地方の支店でした。
営業として数字を上げるために
- 担当する代理店の機嫌をとって如何に気に入ってもらうか
- キャンペーンで入賞するために代理店に契約をたくさん取ってきてもらうか
ってことに腐心していました。
当時はまだ、手続きは紙の申込書が主流で、契約者を握っている代理店が幅を効かせている時代でしたね。
でも、間もなくメールやネットで見積もり取れる様になりました。
そこから更にIT化が進み、エンドユーザーが直接ネットで契約を結べるようになると、代理店の意味はどんどんなくなっていくんですよね。
損害保険会社の主力は自動車保険ですが、市場が縮小していくことは十分に予測できました。
と私は確信しました。
だって、ネットが発達したらふつーの代理店はいらなくなり、そうなると保険会社の代理店営業そのものがいらなくなりますからね。
同じことを続けていて40代、50代になって会社に放り出されたら、リカバリーは難しい。。
そういう危機感から、私は無謀にもこの日本の大企業を飛び出すことにしたんです。
ちなみに、親に事後報告したら泣かれました。(^_^;)
リストラや配置転換は確実に加速する(希望にかかわらず)
先程、世の中の変化は早いのに、大きな組織であるが故に機動的な対応は難しい、という話をしました。
既存の市場は縮小の憂き目に遭うことは十分に予想できます。
ネット技術の発達で商品の提供者と購入者が直接繋がれるのですから、仲介者の役割は減っていくわけです。
紙ベースだった事務の仕事は、RPAや更にはAIの導入で手作業がほとんどいらなくなります。
実際私は先日、東京の青海で開かれたAIの展示会に足を運びました。
「こんなん導入されたら、人いらなくなるやん!」みたいなものばかりでした。
中抜きでこれまでおいしい思いをしてきた人、特に40代、50代は、仕事に溢れてしまうんですよね。
市場は縮小して売上は頭打ちだけど、社員の給料は高い。
彼らは同じことの繰り返しで来たから、時代の変化への対応が難しい。
会社としては、40代、50代社員をなんとか整理したいと思うのは仕方のないことかなと。
どうする?⇨稼ぐしかねーだろ
じゃ、どうします?配置転換の通知がきたりしたら。拒否するなんて選択肢はほぼないですよね。
中にはいじめに近い形で退職を迫られ、それを受けて心が折れてうつになるケースもあるんだとか。
これ、決して他人事ではなく、あなたや私の話ですよ。
会社から指示された前の仕事をこなすだけでいいんですか。
このままリストラなり配置転換を言い渡されるのを、ただ座して待つだけなんですかって話です。
実際はそんな人が多いんでしょう。
いや、多分大半はそれしか選択肢がないと諦めているのでしょう。
親や先生、会社の上司から言われたことに素直に従うという生き方をしてきたでしょうから。
私からしたら、
って思いますね。
だから、だめサラリーマンなんですけど(爆wwww)
それしか答えはないでしょ。
会社の就業規則で副業が禁止されてるから・・・とかぼやいてる場合じゃないですよ。
そんなこと言ってる会社でも、ある日突然、会社ではもう仕事の保証も給料の保証もできませんから、自助努力でなんとかしてくださいって言われちゃいますよ。
私の場合、給料以外に、不動産やネットなど様々な投資やビジネスのオーナーとして、キャッシュポイントを複数持っています。
こんなこと書くと、最初からできたんでしょ、みたいに言われることがありますが、全然そんなことはありません。
マジでIT音痴で、ネットビジネスを始めたのは40歳を過ぎてからです。
それでもなんとかなるもんですよ。
正しい方向に向かって行動し続ければ。
このクズの私ができるんですから、あなたにだってできるはずです。
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