今回は、時間の大切さについてのお話です。
私は社会人になって、時間にはお金以上の価値を持っていることに気づきました。
ただ、仕事のこと・家族(子供)のことで責任が増え、働いて日々の生活費を稼ぐことで精一杯、時間が慌ただしく過ぎていくのが現実に起きているかもしれません。
でもだからといって、自分のための大切な時間を諦める必要なんてありません。
- 会社員として労働する一方で、自分がオーナーになること
- 他人の時間を買って、価値提供できる仕組みを作ること
もしそれができるようになれば、自分らしい自由な人生へと道は開かれていますよ、というお話をしていきます。
時間は命の一部だと気づいた新入社員時代の話
大学を卒業して金融系の会社に就職するとき、
先輩からこんなことを言われたことを思いしました。
- 学生は、時間はあるけどお金がない
- 会社員になると、お金はあるが時間がない
その時は、
「へ~、そんなもんかな」
くらいにしか捉えていなかった。
入社して研修を経て配属されたのは営業現場。
朝早くから夜中の23時過ぎまで働き、夜の24時ごろに戻ってくる生活。
帰って風呂に入ったら力尽きて寝るだけ。
それでも仕事が終わらないから土日に出社していました。
お金(給料)の方は、超大手企業なので申し分ありませんでした。
ボーナスだってメーカーとか他の業界に就職した友人には言えないくらい。
お金(給料)の額だけをみたら、人は羨ましいと思うかもしれません。
ただ、時給に換算したら、高校生のバイト並みの感覚。
「ハッピー(幸せ)」という状態から、自分はかなり離れたところにいる気がしました。
たくさんのお金を使って、
- 物欲を満たしても
- 食欲を満たしても
心は晴れることはありませんでした。
(性欲を満たせてくれた女子達には非常に感謝していますがw)
いずれにしても、これまで意識したことのなかった「時間の持つ価値」について気づかされたのです。
わかりきったことですがが、時間は有限です。
こればかりは、どんなにお金を積んでも戻ってきません。
自由な時間を失って、はじめて気づいたのです。
「時間=命」
であることを。
ラグビーをやっていた私にとって、尊敬する平尾誠二氏(故人)も
時間って命の一部なんですよ。
という名言を残しています。
オーナーは他人の時間を買う!~労働者から脱する近道~
以前、労働者とオーナーの違いについての話をしたことがあります。
両者は提供するものが違います。
- 労働者(会社員)は、時間と労働力を提供する
- オーナー(経営者)は、価値を提供する
大きな違いです。
「労働者(会社員)は、時間を提供している」ということは、先程の話の流れからすると「命の一部を削っている」ということになります。
お金と時間はどちらが大事なのか。
「もちろん、時間だ!」とハッキリ言いたい。
ただ、私のように40代で子供がいて住宅ローンを抱えて・・・というようなケースで、「自分のしたいことやる!」と会社を飛び出すような短絡的な行動に出たら、家族を泣かせる結果になります。
じゃあ、そしたら家族の生活費を稼ぐために自分だけがグッと堪えて、労働者を続けるのか。。。
実際には、多くの人はその道を選んでいるのでしょう。
ただ、正確にはそれを「選ぶ」というよりも、「他にも選択肢がることに気づいていない」と言ったほうがいいかもしれません。
少なくとも私は、会社(他人)に過度に依存する人生なんてまっぴらごめんです。
だから、労働者(会社員)をして、キャッシュフローを確保しつつ、オーナーになろうと決意しました。
オーナーは、価値を提供するという話をしました。
例えば、ネットビジネスのオーナーはどのように価値を提供しているのでしょうか。
流れはこんな感じです。
まず、お金を払って、他人の時間を買う。
つまり外注さんを雇うのです。
そして、ITのツールを使い外注さんに動いてもらって、価値を提供する仕組みを作っていくのです。
仕組みが出来上がると、後はその仕組みがお金を生み出してくれる資産になります。
会社員として雇われる労働者の経験が長かったので、最初は人を雇うことにドキドキしました。
でも、他人の時間を買えることに気づいた私は、徐々に採用する人数を増やしていったのです。
労働者(会社員)を長く続けていると、お金が入ってくる前に身銭切ってお金を払うという行為に抵抗がある(怖さを感じる)かもしれません。
でも、そのサラリーマン思考を続ける限り、オーナーには決してなれません。
確かに、ちょっとハードルが高く感じられるかもしれませんが、誤解しないでいただきたい。
もちろん、脱サラしていきなりラーメン屋とかカフェを開業するみたいな話は、リスクしか感じません。
しかし、ネットのビジネスであれば、オーナーのリスクは本当に少ないのです。
百歩譲って、失敗してお金を失うとしても、月々たかだか数千円~2万円程度の話です。
そんなのは、リスクとは言わないのです。
- 無駄な飲み会に行かない
- 何の頭の足しにもならない課金型ゲームをやらない
というだけで、十分に拠出できる金額ですよね。
これからの時代、これまでどおり労働者(会社員)を続け、収入を会社からの給料だけに依存することの方が、よっぽどリスクじゃないでしょうか。
労働者は、お金を得るために「命(時間)の一部を削っている」ってことを考えてみましょう。
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