自分の価値観を押し付けてくるタイプの人が私はとくかく苦手。
他人の“カタ”にはめ込まれそうになると、本能的に反発してしまいます。
子どもの頃からそうでした。
小学校の頃、「ちょっと男子~、ちゃんと掃除しなさいよ~」みたいな優等生の女子とは、よく対立していたものです。
「三つ子の魂100まで」というのはまさにこのこと。
大人になってからそれは変わる事はありませんでした。
会社には、摩訶不思議な“会社のお作法”がたくさんあって、
それ、やる意味あんの?
なぜ、それをやるの?
って尋ねても、「昔からそうしてきたから」みたいな答えしか返ってこない。
“箸の上げ下げ”みたいなことも注意されて閉口したこともしばしば。
どっちだっていいじゃ~ん。
結果同じだし、そもそもなんであんたがそこで口出ししてくんの?
と、こちらとしては思います。
でも、職場の“お局”からしたら、「自分こそが正義」と本気で思っているのです。
まさに勧善懲悪の世界。(汗)
人が行動する際の根底にあるのは、価値観であり信条です。
ひとりの人間の中でも価値観はいろいろありますが、その中での優先づけというのはあります。
お局にとっては、(ルールとか決まりとかの)「遵守」という価値観の優先順位が高いはず。
でも、私にとってはそうではない。
自分の価値観を知っておくのは、理想の自分を目指していく上でベースになるものです。
なぜならば、理想の自分になるには行動を起こさなければならないけど、その行動は価値観・信条に基づくからです。
どんなに世間受けしてイケてる理想像を掲げたとしても、もしそれが自分の価値観・信条と合わなければ、ブレていきます。
途中で心苦しくなって、自分を見失い、結局なりたい自分に近づけない。
自分の人生は自分がオーナーであるべきで、会社とか他人に依存し過ぎることで他人に乗っ取られてはいけないって私なんかは思います。
じゃあ、そもそも自分の根底にある価値観・信条って何なのさ?って話ですが、ほとんどの人は自分自身のことを整理してみたことなんてまずありません。
過去にやったことがあったとしても、就職活動のときに自己分析をしてみたくらいでは?
今回は、自分の価値観・信条を把握するためのワークをご紹介します。
自分の価値観・信条を知る手順
それでは、ワークの手順について解説していきます。
【手順1】直感で言葉をピックアップ
以下に列挙するような言葉の中から、自分の価値観・信条に合う言葉を5つピックアップしてみてください。
考えれば考えるほどどれを選んだらよいか固まってしまいます。
だから、自分の直感でひらめいたものをピックアップするように心がけてください。
【手順2】ピックアップした言葉の優先順位付け
今度は5つピックアップしたものを順位付けしてみてください。
我々がこれまで受けてきた教育のクセで、「正解」を追い求めないでくださいね。
どもれも正解です。
他人に忖度する必要はありません。自分自身で選ぶのです。
【手順3】自分なりの定義と理由づけ
最後に自分なりの言葉の定義・選んだ理由・その順位にした理由などを記します。
この自分なりの言葉で書面に落とし込むってとっても大事です。
書くことで頭が整理され、整理されることで、行動に迷いがなくなります。
私の価値観
数年前に私がワークとしてやったときは、こんな結果になりました。
やっぱり私にとって価値観で優先順位が高いものは、「自由」ってこと。
本当に自分が自由なった状態とは、
- 金銭的自由
- 時間的自由
- 精神的自由
- 肉体的自由
この4つの自由が全て揃った時です。
お金はあっても、
休む時間はなかったり
自分では何も決められなかったり、
肉体的疲労が溜まっていたり
すると、本当の意味での自由ではないのです。
サラリーマンとか自営業者型の経営者だと、どこまでいっても労働者的な働き方になります。
結局、自分が動かなければならない。
でも、オーナーであれば、4つの全ての自由は手に入れることができます。
なぜなら、仕組みを所有しているから。
お金を生み出す源泉は、時間を切り売りした労働ではなく、「仕組み」。
これを持つと自動化できます。
そうすると、4つの自由が全て手に入るというわけです。
会社員であっても、オーナーマインドを身につけることは可能です。
だから、あなたのにもオーナーを目指してもらいたいなって思います。
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