会社員が副業を始めるとき、最も重要なポイントは何だと思いますか。
それは、利益率が高いかどうかという視点です。
今日は、本業であれ副業であれ、ビジネスはスタートした時点で(どのビジネスを選ぶかで)ほとんど勝負は決まってしまう、というお話です。
利益や利益率の計算方法は?
利益は、売上から費用を引いて計算できます。
計算式で書くと、
利益 = 売上 - 費用
です。
一方、利益率は、利益を売上高で割って計算できます。
式で書くとこうです。
利益率(%) = 利益 / 売上高 ✕ 100
売上が100万円で利益が10万円しか残らなければ、利益率は10%です。
利益を生み出すために、材料などで多額の費用がかかれば、それだけ利益は減ってしまいますよね。
自分でビジネスをやるならば、利益が高い方がいいに決まってますよね。
最初に、利益率の低いビジネスを選んでしまうと、どう頑張っても拡大していくことはハッキリ言って難しいです。
ネットビジネスと飲食業の利益率を比較してみると・・・
ときどき、「お客さんの喜んでいる顔を見たい!」とか言って、脱サラして喫茶店とかそば屋、副業で週末に移動式のたこ焼き屋とかを始める人を見かけます。
あれ、この記事を読んでくれているあなたには、手を出してもらいたくないビジネスです。
理由は簡単、利益率がとっても低いからです。
私がネットビジネスでブログを始めたのは、単純に利益率が高いからです。
Googleから直接銀行口座にお金が振り込まえれば、それはそのまま収入になります。
費用としてかかるのは、レンタルサーバー代とドメインの管理費くらいなものです。
ブログで月10万円稼いで、サーバー・ドメインの管理費で1,000円払うとします。
となれば利益率は、他の経費を多く見積もっても90%とか95%はあるでしょう。
飲食業で利益率90%というのは、まず無理な数字です。
まとめ:ネットビジネスの利益率が高い理由
もうおわかりかと思いますが、ネットビジネスの利益率が高い理由をまとめてみました。
- 情報を取り扱うという点で「在庫」という概念が無い
- コストが非常に低い
- システム、ツールを使用して仕組化ができる
それでも、飲食業に憧れてどーしてもやりたい場合はどうしたらいいでしょうか。
それは、まず利益率の高いビジネスで儲ける。
その後に、自分がやりたい、自分の好きなビジネスでも趣味でもやればいいのです。
それが、ロバストな人生を送るための近道のような気がしませんか。
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