あなたは上司とかから責任転嫁をされたことがありますか。
日大アメフト部の悪質タックル問題。
ここには、日大アメフト部の指導者(監督・コーチ)や大学側が、「責任を選手に押し付ける一方で、自らは保身を図る」という構図があります。
一連の報道を観ていて、わたしは同じなことはサラリーマンにも十分に起こりうることだと感じました。
一体どういうことなのか。
例を用いて解説していきます。
上司(会社)から責任転嫁される構図
例えばある日、あなたが勤務する会社からある業務に関する指示を受けたとします。
ただその指示は、「不正」にあたるもので社会的に許されるものではないと直感しました。
でも同時に、あなたの頭の中には、こんなこともあたまに浮かびます。
- もしこれを遂行すれば、サラリーマンとして出世の道が期待できる
- 逆に、不正を行わなければ、会社組織の中で憂き目に遭うかもしれない
- 下手すれば、会社の中であなたの居場所がなくなり、職を失ってしまうかも
といった具合に。
もちろん、「不正」に加担をしたくない。
でも、あなたにも生活があり、養う家族もいる。
家のローンもまだ残っている。
世の中きれいごとばかりじゃない・・・と自分に言い聞かせるかもしれない。
しかも会社からは、「これは絶対のバレない。万が一のときは、会社は必ずキミを守る」と言ってくれている。
いろんな思いが交錯しながら、結局あなたは不正に手を染めたとします。
ところが、想定外のことが起き、この不正が明るみになってしまった。
その時、「会社は“当然に”自分を守ってくれるだろう」と考えていた。
しかし、あなたの想定に反し、会社はこんなコメントを発表しました。
- 会社は従業員(=あなた)に対して、「不正」を働くように指示していない
- この件は、従業員(=あなた)が指示の意図を誤解して勝手にやったことだ
こういう責任転嫁は、サラリーマンであれば十分に起こりうることではないだろうか。
「法律に抵触する不正を犯す」という次元の話でなくても、サラリーマンであれば以下のようなケースはあなたも体験しているかもしれない。
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(ある日)
課長:〇〇をやっておいてくれ!
あなた:はい。
(後日)
あなた:課長、できました。
課長:よし。
(さらに数日後)
部長:誰だ、〇〇なんてやったのは!?こんなの全然ダメだ!
課長:はい。こいつ(=あなた)が勝手にやりました!
(あなたに)コラ!何でこんなことやったんだ!
あなた:・・・(~_~メ)💢
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今回の日大のケースで、
- タックルを実際に行った選手
- 日大アメフト部の監督・コーチ
がそれぞれ会見を開きました。
世間の反応は、学生の謝罪・反省を受け入れ、指導者の保身姿勢を糾弾する、というものでした。
ホント、酷かったですね。
でも、今回の日大のケースは、かなり特殊であり極めてレアなものです。
今回のタックル問題が世間から大いに注目を集めたのは、それが大学アメフト界における代表校同士の対戦で起きた出来事だったからです。
もし、同じようなことが、例えば3部リーグとかでの試合で起きていたとしたら、ここまでの騒動にはならなかったと思いませんか。
では、あなたが所属する組織で、上記のような出来事が起きた場合、世間はあなたの支持に回り、会社を糾弾してくれるでしょうか。
大半のケースは、会社(組織)内の権力者によって真実は握りつぶされ、真実を語る場すら与えられない、となりそうかと想像します。
副業で収入を複線化し会社に依存しすぎない生き方
サラリーマンが自分の意に背いても、会社(上司)の指示に従うのは、あなたの収入源が会社からの給料(サラリー)だけだからです。
悔しいかなそれが現実です。
生活があり、子育てがあり、家のローンも残っていますからね。
わたしもそうです。
でも、もし給料以外に収入源を持っていたらどうでしょう。
気持ちの上でだいぶ違いますし、これからの人生を生きる選択肢が広がるのです。
そのことに気づき、わたしは副業(複業)で自分でネットを使ったビジネスを始めました。
40代を過ぎ、IT音痴のわたしにとっては、かなりハードルが高く、何度も挫折しかかりました。
でも、現在では月に給料以外に10万円以上稼げるまでになったのです。
他人の人生ではなく、自分の人生を取り戻したい。
そんな思いが原動力です。
このブログは、40代となりうだつのあがらないサラリーマンのわたしが収入を複線化し堅固(ロバスト)な人生を構築していくための実践記です。
これからも同じ悩みを持っているであろう、あなたのために発信していきます。
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