ロバスト(robust)というのは英語の単語で、
「堅牢(けんろう)な」
「頑健な」「たくましい」
「がっしりした」
といった意味があります。
プログラミングの世界では「ロバスト性がある」といったように使われます。
これは、「(プログラムが)何か不測な事態が起きても、それに影響されにくく、安定性がある」といった意味になります。
では、ロバストライフとは何でしょうか。
ライフには、「生活・人生・生命」といった意味があります。
人の生活には日々変化があり、人生には不測な事態が起こりえます。
そこから私は、ロバストライフを「変化の激しい時代でも しなやかに力強く生きること」と勝手に定義しました。
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ロバストライフの実現に必要なこと
ロバストライフの実現のためには、何が必要でしょうか。
まず考えられるのは、
- お金を稼ぐ力
- 収入を複線化する力
です。
綺麗事ではなく、お金を稼ぐ力がないと始まりません。
サラリーマン(会社員)として高い給料をもらっていれば、それでよいでしょうか。
私はそうは思いません。
有名大学を卒業し、日経平均株価に採用される銘柄企業に就職したとき、私の両親は喜んでくれました。
その時は自分も「これでよかったんだ」と思いました。
でも、いざ働きはじめてみると、自分が思い描いていたものと全然違ったのです。
なんというか、「他人の人生を生きている」という感覚に悩みました。
転職してもそれは同じ。
自分に指示する人間が変わるだけです。
会社員生活の中で、私はパワハラや左遷という憂き目に遭いました。
こういった経験を経て、「会社に依存しない人生」を模索し、IT音痴の40過ぎのおっさんがブログを立ち上げたのです。
最初は、我流でやっていたためなかなか成果が出ませんでした。
でも、自分より一回り以上年下の方を師匠のもとで学んだ結果、ネットからの収入が月10万円を超えるようになりました。
もう、価値観崩壊もいいところです。
何故なら、そもそも私は「ネットで稼ぐ?うさん臭っ!!」と強く思っていた人間だったので。
お陰様で給料以外にキャッシュフローを生み出すことができ、気持ちの上でも会社への依存度はかなり減りました。
まだまだ道半ばですが、自分が目指すロバストな人生に一歩近づいた気がします。
ロバストライフの前提となること
冒頭で、ロバストライフの実現のためには、経済的に誰か(会社)に依存し過ぎず、自分で稼ぐチカラを身に付けることが必要だ、という話をしました。
ただ、「経済的に自立する」といっても、それを達成するための前提があります。
それは、不動産/金融リテラシーです。
リテラシー(literacy)とは、「読み書きの能力」を表す言葉です。
複雑でわかりづらい不動産や金融の取引について、数ある情報の中から必要な情報を取捨選択して活用する力のこと、とここでは定義します。
現在ちゃんと働いていて年収が高いといっても、それだけでは十分ではありません。
給与所得者の平均年収が460万円ほどの日本において、「年収1,000万円」を目標にしている人もいるでしょう。
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると令和4年度における年収1,000万円以上の給与所得者は、全体の5.4%に過ぎず、その平均年齢は50歳代です。
年収が1,000万円あるというと、高所得者ですごく余裕があると思われがちですが、実は意外にも自己破産が多いのは「夢の年収1,000万円」を稼いでいる人たちなのです。
一体なぜ、こんなことが起きるのか。
それは、不動産/金融についてのリテラシーが不足しているから、そして、”見栄”によって生活水準が高止まりしてまったからです。
40・50歳代といえば、会社員生活の終盤となり、役職定年・早期退職・定年、そしてその後の再雇用とか今後の仕事との向き合い方を考える時期です。
年齢や会社組織内での役職によって、年収が大きく下がることもあります。
その状況で、
- 中長期的な視点を持たず組んだ高額な住宅ローンの返済負担
- 高騰する子どもの教育費
- 突如顕在化する親の健康不安・介護負担
- 相続の発生による実家の整理問題
といったことが重なり、収支のバランスが崩れてキャッシュフローが回らなくなり、破綻してしまうというわけです。
「少しでも年収を上げる」という攻めももちろん大事なのですが、「不動産や金融のリテラシーを高める」「自分自身の制御」という守りも同じくらい大切なのです。
私は、金融・ファイナンス・資産運用・相続・不動産などについて学び、証券アナリスト・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・宅建士の資格を取得してきました。
継続的に学習して身に付けた不動産や金融のリテラシーのおかげで、実際の取引際にして、役に立ったと実感できる場面が増えてきました。
「頭ではわかるけど、苦手意識あるし・・・」
「何から手を付けていいのやら・・・」
「そもそも何がわかれば、自分の課題が解決するのかもわからない・・・」
ということもあるでしょう。
そういう場合は、あなたの身近に信頼できる相談相手を見つけることです。
適切な相談相手って誰なの?
相談相手として考えられるのは、例えば以下のような人たちです。
1.家族
2.会社の上司・友人・知人
3.弁護士・司法書士・税理士などの専門家
4.大手の金融機関・不動産会社
1.家族
家族(妻・親など)に相談して解決できればそれに越したことはありません。
親身になって話を聞いてくれるでしょう。状況が厳しい時こそ、家族の団結が必要です。
ただ、そのご家族(配偶者・親・兄弟)には、内緒にしておきたいということもあるでしょう。
それに、家族にオープンにできるとしても、あなたの課題を解決するための知識をお持ちでしょうか。
必要な情報の取捨選択ができるでしょうか。
2.会社の上司・友人・知人
会社の上司・友人・知人はどうでしょうか。
あなたが抱える課題について、十分な知識を持ち合わせて解決策を提示してくれるでしょうか。
もしそれができれば、それはとても心強いでしょう。
その場合、これまであなたには十分な“徳”を積んできたといえます。
ただ、全ての人にそのような相談相手がいるとは限りません。むしろ、いない場合がほとんどではないでしょうか。
実際にあなたの上司や友人・知人に相談したら、ドン引きされてしまい、よくない噂として広まってしまう可能性もあります。
そうなると、人間関係で信用を失ってしまうことになりませんか。
3.弁護士・司法書士・税理士などの専門家
弁護士や司法書士などは法律の専門家であり、税理士は税金の専門家である、といったことは理解できるでしょう。
ただ、実際に問い合わせるとなると心理的なハードルが高くないでしょうか。
「何をどう相談したり頼んだりすればいいか」が明確になっていますか。
それが明確になっており、専門家と一定の共通言語を有していれば、専門家から正しい答えを引き出し、課題解決に向けて進めていくことができます。
しかし、自分の課題が明確でないのにいきなり専門家に相談するというのは、喩えるならちょっと体調が悪くなったときに、いきなり総合病院の専門科にかかるようなものです。
専門家は「法的・税務的にどのような手続きをすればよいか」というアドバイスをしてくれますが、その前に打てる手立てを検討することが大切なのです。
4.大手の金融機関や不動産会社
大手企業なら安心・信頼できるというのは、「中の人」を経験している私からすれば疑問です。
また、大手だからこそ、ノルマ達成のためにお客さんの利益よりも、自社の利益を優先することは多々あります。
- 大手都市銀行が、自社が高い販売手数料が稼げる投資信託を勧めてくる
- 大手不動産会社が、2倍の手数料収入を得るためにお客さんから預かった売却物件を囲い込む、
ということは、ふつーに行われていたりします。
こう考えると、家族も友人や知人も、弁護士もそして金融機関/不動産会社も、あなたの相談相手として最良なのか・・・と疑問に思いませんか。
じゃあ、一体誰に相談する?
となると、あなたの人生におけるイベントで発生する課題は誰に相談すればいいでしょうか。
それは、幅広い知識をもった町医者的な人間です。
私についてお伝えさせていただくと・・・
- 宅建士
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 証券アナリスト
といった資格を有しており、複数の視点からあなたが抱える本質的な課題を引き出し、必要に応じて専門家と連携して、解決に向けあなたに寄り添うことが可能です。
もしよろしければ、あなたのお悩みをお聞きかせくださいね。
私はこんな人間です。【自己紹介】
※私に相談するメリットとデメリット
不動産の売却で失敗しないために最初にすること